ISMSの失敗事例についての独善的考察?

ISMSの失敗事例についての独善的考察?

そもそも失敗とは何か?


失敗とは目論見を達成できないこと。では、どんな目論見があるのか?

《認証取得の目論見》
  1. 既存の取引先の要求だから”兎に角”認証取得すること。取引継続のためには最優先だ。
  2. 今後の営業活動に有用だから、取引要件だから、やはり”兎に角”認証取得すること。上記と同じだね。
  3. セキュリティ事故を起こして企業ブランドを落としたくない。仮にその場合も社会への説明責任を果たしたい。
  4. セキュリティを企業体質に取り込んでさらに強い会社にしたい。体面のためでなく、方法論として有益そうだから認証を取得する。不足を感じたら更に有益な方法論を取り込みたい。

《失敗とは?》
  1. 目論見が達成できない。1~3の場合は取り敢えず認証が取得され維持されていれば良い。しかし、4の場合は内容が問題になる。
  2. コストが過剰。情報化投資は事業規模の数%から事業特性によっては20%前後まで行くから、セキュリティ投資のその内数に収めたい。情報化投資の枠組みの見直しは必要。
  3. 事業をスポイルする場合。事業とセキュリティマネジメントのシナジーが得られないだけでなく事業遂行に問題を起こし本末転倒となるケース。
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    2004/04/01

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