ISMSの失敗事例:ツール依存
リスクアセスメントツールを利用すると、殆どの場合失敗します。ツールの利用がもたらすものはリスク痴呆人を生み出すだすことで、適切なリスク評価できる訳ではありません。リスクアセスメントは関数電卓をたたいて解を求める行為とは全く違います。リスクアセスメントは学習プロセスと言う理解が必要です。その辺まで考慮した支援ツールが出てくれば少しは話は変わりますが、現在のところでは先ず見当たりません。
コンサルもツールを勧めるケースは少ない。時間がないとかを理由に、ノーマルなアプローチを投げ出すときはツールで済ますのかもしれません。
事務局一括でのリスク評価のときはツール利用の誘惑が誰しも頭を過ぎります。事務局でやるだけで既に失敗ですから、仮にツールを使っても全体への影響は有りません。既に泥沼の中ですから。
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