「事業継続管理」始めました:2007/08/17-2007/08/14

2007年08月17日
BCMオプション
BCMオプションって何のこと?BCM戦略上の選択肢?

ピンと来ません。

ストラテジーオプション
テクニカルオプション

〜ん。消化不良です。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 23:21 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

ガイド
事業継続計画策定ガイドライン
経済産業省

金融機関等におけるコンティンジェンシープラン策定のための手引書
無料じゃないんだ?!
金融情報システムセンター(FISC:The Center for Financial Industry Information Systems)

BCI Good Practice Guideline
BCI Japan Alliance

NFPA1600
ANSI/NFPA
[ 投稿者:ひねもすのたり at 22:57 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

防災と事業継続の違い
改めて問われると悩む。

事業継続は事業を継続させることが社会的使命を果たすとする立場。

防災は個人の安全を確保するのを最優先する立場。従って、何をおいても人命であり人身の無事です。資産も確保することが求められます。防災・防犯は意図的か偶発的かの違いであって結果の深刻さは同じです。

事業継続と防災防犯は突き詰めれば同じことではないでしょうか。

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防災・防犯は各ローカルの機能。事業継続は連携での機能。

防災防犯は未然防止が主眼、事業継続は復興が主眼。
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 22:35 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

中断の連鎖
事業継続問題は「中断の連鎖」問題ですが、そのことを理解すれば、だれもが社会的責任問題に繋げられていること、自分だけでは手に負えない問題の側面を持つことに気づきます。単なる努力目標として規範やガイドでは済まされないことです。しかもそれは国内のみならず国境を超えていつでも飛び交うものです。

チャイナシンドロームは笑い話のように語られましたが、今は風評すらネットを通じて即座に伝播する環境がありますから、自己増殖のリスクを加えれば、全く冗談にも出来ない時代に至っている分けです。

アメリカの個人向け住宅融資の焦げ付きですか、サブプライムと言う奴ですが、太陽が地球を一周するごとに状況は悲観的になっていきます。もっとも大もうけのチャンスと踏む人もいるでしょう。体力があればせっせと会に出ているかもしれません。まあ、ことほど左様に地球は狭く誰もが隣人の状況に来ているのです。

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「停電」

・原因が何であれ、東電は頑張って復旧に努めます。
・企業は復電までしのぐことを考えます。しかし中にはディスククラッシュに見舞われる企業もあるでしょう。
・今日支払いを受ける予定だった会社は東電の事故に関係ないはずだったのに、振込みが来ません。
・その後も「悪魔の連鎖」が続きます。
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 19:57 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

2007年08月16日
インシデントタイムライン
パート1のどこかに書いてあった。

通常のインシデントマネジメント。これは日常的な監視・検知から、インシデントと理解してのアクティビティ及びエスカレーション。

・インシデント認識
・インシデント対応

ITサービスの場合は翌朝復旧できるレベルまではインシデント対応のスパンで済む。しかし、金融とか社内であっても基幹系基盤は3時間〜6時間が限界か。

BCPはある条件の下に発動される。その条件の一つに入るのが経営者あるいは責任者の判断ですが、これが一番大事です。意味することは明々白々な場合は例外として通常は現場は現場で処理しようとするものです。エスカレーションには常に抵抗があるのです。言い換えれば、エスカレーションしなくてもトップが判断できるようなモニタリングシステム、すぐれたマネジメントコックピットが必要と言うことです。

BCPから復旧計画への移行。これはあまり条件を明確にしていない。がそれで問題になることも少ない。しいて言えば経営者の陣頭指揮を問わないで済むタイミング。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 14:48 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCMの訓練
これは難しい。自衛隊のOBに助けてもらうのが本当だろうね。

机上訓練であれ、実施訓練であれ、目線が違いますから。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 14:38 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCMSの文書体系
・方針:基本的には毎年見直す。
・BCMマニュアル:社内規定のようなもの。必要があれば改定。
・BCM実施手順書:作業標準。BCPとか復旧計画は結局これに相当することになるでしょう。他に重要なものは組織の理解活動がある。必要があれば改定。
・BCM計画:基本的には年度の推進計画。
・訓練計画は、BCPベースに策定する実施計画。訓練以外の教育計画なども必要です。
・記録類。各計画、各運用標準に基づく活動の記録。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 14:17 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCMとISMSのBCM
BCM vs. ISMSのBCM

一つの枠組みはどの範囲まで求めるのかな。ISMSであろうが無かろうが基本的には一つの枠組みだね。現場は一つなんだから。

おれから、ISMSのBCMの見方が厳しくなるだろうね。従来は結構いい加減だったから。というより25999が出ることで理解が進むことになるかも。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 13:44 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

「白い恋人」事件
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http://www.shiroikoibito.ishiya.co.jp/

「白い恋人」。北海道土産のホワイトチョコレート。適当なものがないとこれを買って済ませる。

事件です

賞味期限の改竄。雪印、不二家、ミートホープなどなど、懲りないね。

コンブライアンス問題に加えて品質問題、安全衛生問題まで発覚した。

価値観の共有が出来なかった。又は価値観そのものが明確にされていなかった。
北海道の低いモラルは、あの六花亭は大丈夫かと心配になる。

「赤福」の話でも聞かせやりたいね。三つ売るより一つ残すな。

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石屋製菓【送料無料】 白い恋人専用BOX【24×10】


このような場合、誰にとっての事業継続か。

面白い?ことに、完全に独立した事業があれば、それは事業継続問題にならないのではないかな。事業の発揮するパフォーマンスと外でそれを受け止める存在が普通は存在する。事業継続問題は、事業パフォーマンスの連鎖の問題でもあります。

渋滞時のハザードランプではありませんが、連携するプロセスはプロセス異常に関する適切なシグナルを後方及び前方に送り出す、相互監視の仕組みも必要です。

・石屋製菓
・販売店
・消費者
・監督官庁(これはいろいろ有りそう)

インシデントタイムラインは各主体者のものを並べて眺めてみれば対応の良し悪しが良く理解できます。しかし、相互管理までやるには中心企業とか官庁の強いリーダーシップが必要でしょう。



赤福も危ないとの書き込みがあった。バイトのおばちゃんがおしゃべりしゃながら餡子を混ぜてるとか。

・一つは風評には注意すること。
・おしゃべりするなら健康な証拠。相互監視になって良い。
・江戸時代から?の長い伝統があることは強い。
・家訓かどうかは知らないが三つ売るより一つ残すな。最初からリスクを取ってまで大量生産に入らない。おばちゃんの体力にも限界あります。
・駅のみやげ物売り場に積み上げられた赤福の箱は空箱だそうです。(都市伝説?)
・まあ、少々雑菌が入ったところでその日のうちに始末するなら問題は無い。家庭料理って殆どそうですからね。

風評には踊らないことです。えっ?只の思い込み?火の無いところに煙立たず? 確かに殆どのケースでは内部告発ですからね。電子メールも使えないおばちゃんだけだとそれも出来ないかも。美味く回るときは上手く回るものです。
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 06:00 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

2007年08月15日
BCP作成用のソフトウエア・ツール
一定の目的で、一定の期間で、リソースとアクティビティをマネジメントするので、通常のプロジェクト管理ツールが使えるはず。相変わらず、使い難いMSプロジェクトも候補にあがる。共有しやすいツールであるには、WEBベースの、出来ればフリーのプロジェクト管理があれば良い。キングソフトとかグーグルとかどこかで提供していたはず。

http://q.hatena.ne.jp/1127787857

キングソフトとかグーグルとかは見つからないけど色々あるのは分かるね。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 09:19 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

2007年08月14日
BS 25999-2 Specification
BS 25999-2 Specification Draft for Public Comment (2007/07)

目次だけ眺めてみると他のISO規格に似ている。当たり前ですね。相当のコメントが出たみたいですから関心は高い。パート1も相当入れなおしになっているからパート2もそれ以上は覚悟です。

1 Scope
2 Normative references
3 Terms and definitions
4 Plan business continuity management system
4.1 General requirements
4.2 Establishing and managing the BCMS
4.2.1 Requirements
4.2.2 Suppliers and outsourced activities
4.2.3 BCM policy
4.2.4 Provision of resources
4.2.5 Training、awareness and competency
4.3 Embedding BCM in the organization's culture
4.3.1 Management and training
4.4 BCMS documentation and records
4.4.1 BCMS documentation
4.4.2 BCMS records
5 Implement and operate the BCMS
5.1 Understanding the organization
5.1.1 Business impact analysis
5.2 Risk assessment
5.2.1 Risk assessment process
5.2.2 Determining choices
5.3 Determining business continuity strategy
5.4 Developing and implementing a BCM response
5.4.1 Incident response structure
5.4.2 Plans
5.5 Exercising and maintaining BCM arrangements
5.5.1 General
5.5.2 BCM exercising
5.5.3 Maintaining BCM arrangements
6 Monitor and review the BCMS
6.1 BCMS review
6.2 Management review of the BCMS
6.2.1 General
6.2.2 Review input
6.2.3 Review output
7 Maintain and improve the BCMS
7.1.1 Continual improvement
7.1.2 Corrective action
7.1.3 Preventive action


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もらった訳文を入れてみた。なんとなく分かりますが、結構、重い感じです。

1 適用
2 引用規格
3 用語と定義
4 事業継続マネジメントシステム(BCMS)の計画
4.1 一般要求事項
4.2 BCMSの構築と管理
4.2.1 要求事項
4.2.2 供給者及びアウトソース先の活動
4.2.3 BCM基本方針
4.2.4 資源の準備
4.2.5 訓練、意識付けと教育
4.3 BCMの組織文化への導入
4.3.1 運営と訓練
4.4 BCMS文書及び記録
4.4.1 BCMS文書
4.4.2 BCMS記録
5 BCMSの導入と運用
5.1 組織の理解
5.1.1 ビジネス影響分析
5.2 リスク評価
5.2.1 リスク評価手順
5.2.2 選択の決定
5.3 事業継続戦略の決定
5.4 BCM対応策の開発と実装
5.4.1 インシデント対応の手順
5.4.2 計画
5.5 BCM施策の訓練及び改善
5.5.1 一般事項
5.5.2 BCMの訓練
5.5.3 BCM施策の改善
6 BCMSの監視と見直し
6.1 BCMSの見直し
6.2 BCMSのマネジメント・レビュー
6.2.1 一般事項
6.2.2 レビューのインプット
6.2.3 レビューのアウトプット
7 BCMSの見直しと改善
7.1.1 継続的改善
7.1.2 是正処置
7.1.3 予防処置
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 17:10 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

被災の構造
リスク事象

プロセス要素へのダメージ

プロセス構成要素

ビジネス・プロセスへのダメージ

事業成果へのダメージ

ビジネス・パフォーマンス(プロセスが発揮する能力)インパクト


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分かり易くしたつもりが返って分かり難くなった?
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 17:06 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCPコンテンツ


・ 基本方針
・ 対象範囲
・ 重要業務と復旧要件
・ 危機管理体制
・連絡方法
・想定するリスクシナリオ
・BCPの発動基準
・BCPの概要
・各フェーズにおける対応:BCP発動、業務再開、業務回復、全面復旧
・周知・保管ルール
・訓練方法
+
・緊急連絡網:公共サービス機関
・緊急時体制表
・緊急連絡網:安否確認
・チェックリスト:再立上げ手順
・ 全体手順:フロー図
・ チェックリスト:被災診断
・ 緊急連絡網:召集
[ 投稿者:ひねもすのたり at 17:01 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCP検討の前提
<BCP策定に向けて事前確認事項>


・BCPとしてビジネス側を含めたプロシジャを検討するのか、それともあくまでもITだけ の対応を検討するのか?

・どのような災害シナリオ・被災シナリオを想定するか?

・継続すべき重要業務は何か?

・同重要業務を支えるシステムは何か?
[ 投稿者:ひねもすのたり at 16:59 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCMS初回構築プロセス
● BCMS初回構築プロセス(12ヶ月コース)

BCMSの初回構築プロセスは要素としては年度管理サイクルと変わらない。但し、PDCAを回す前提としての価値観(方向・枠組み・方法論など)の共有が出来ていないと、各ステップの開始・終了がスムーズに行かない。

● BCMS年度サイクル(半年シフト・年2回訓練)

・年度サイクルには構築の各要素を入れ込む。
・体制には推進体制、年度推進計画、リソース計画の策定を含む。
・緊急事業継続課題その他への対応を図るため半年シフトした推進計画を可能とする(表サイクル+裏サイクル)。
・年2回の訓練。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 16:54 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

事業継続戦略の決定
● 重要な活動(事業/業務)、優先度。
● 最大許容停止期間(受容リスク水準)
● 想定リスク(脅威)。優先度。
● 投資額
● 対策を打たなかった場合の結果の推定
● 人員戦略
● サイト戦略
● サプライ戦略(物資調達)
● 技術戦略(ITなど)
● 情報戦略(ISMSなど)
● 地域戦略(協調/支援など)
● コミュニケーション戦略(ステークホルダーなど)

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社会的責任をクリアする視点に立てば、全ての項目でベンチマーキングを利用することは有用である。
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 16:50 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCM外部セミナー
● BSIジャパン:BS25999に関しても最も充実。料金高め。

アウエネスコース。
内部監査員コース。
審査員コース。

● DNV:不定期。6人以上なら随時。

BCM概要。

● KPMG

事業継続マネジメント -BCMの構築・維持のポイント
グループ経営 -リスク分析からモニタリングの徹底
リスクマネジメント -トップダウンアプローチによる経営管理の最適化

● Deloitte

BCM(事業継続マネジメント)構築セミナー


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国内組みは完全出遅れ。スタッフも不足しているし、先ず以ってカルチャーがない。水と安全は只の国ですから。今でお名残は残っています。
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 16:45 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

直下型地震対応手順
1.人身の安全
2.施設の安全(建物、サーバー室)
3.重要物品・機密情報等の確保
4.電源(自家発・受電設備・CVCF)
5.配線(配電、通信)、配管(水、ガス、空調)
6.機器(情報・空調・防犯・照明・防災)
7.メディア、データ
8.端末
9.業務

これって概略を並べただけにしても何か嘘っぽい。リスクシナリオに対して復旧のシナリオがあって良い。一般論的な記載と特定の部署の記載は当然別物。

PSAの逆のフローで事業継続に必要なものが全部揃ったら、再開できると言うツリー図になるはず。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 16:08 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BIA(ビジネスインパクト分析)実施手順
・BIAは重要プロセス(「重要な活動」領域を客観的に洗い出すために行なう。経営はBIAを参考に経営上のプライオリティ等を考慮して重要なプロセスを決定する。

・BIAの基本は分析上必要な期間プロセスが停止した時の影響、売上・利益インパクト等を算出して行なう。

・プロセスの刻み(スパン)はインパクト評価上及び対策立案上有効な範囲とする。

(殆ど中身の無い記述だこと)

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プロセスDBが必要。世の中にあるかな。上位と下位の関係も見える。当面はやはり手作りなのかな。

「ソフトバンク」ぐらいしかイメージできないね。自分の会社をデジタル化して理解している会社っ
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 15:59 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

側面
・IMS統合マネジメント(PAS99)では「側面」と言う言葉がよく使われるが、なかなか馴染めない。

・「側面」とは:物事の実態に対して、特定の視点で捉えた時の見え方。特定の視点とは特定された問題意識〜特定された価値観と言い換えることも出来ます。即ち、側面とは問題・課題を認識した時に見えてくる姿・特性と言うことになります。(本当?)

・例えば、ある組織の環境側面とは、組織が環境に及ぼす影響という問題意識で捉えた組織の姿となります。(今一かな?)

・IMSは統合マネジメントですから、組織〜プロセスの理解には複数の視点で捉えることが必要になります。


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ぜんぜんピンときません。プロセスの実態に対して、多様な属性、あるいは問題意識で捕らえることが必要なんだろうぐらいの理解です。

BCM的には、そのプロセスが停止したらどうなるのかとか、停止至る事態にはどういうものがあるのかとか、再開を確実にするのはどうするのかとか、を見るんだろうね。それらが、他のEMS的な活動、QMS的な活動とマージしていないと、現場は回らないよ。と言うことですね。又、忙しくなるね。



各側面の相互作用まで織り込むにはIMSのシステム化は避けられないでしょう。JQAと言うかそのベンダーは割りとシステム化が好きみたいだから、2009年にはリリースするだろうと勝手に思っています。
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 15:47 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCP事例
こういう都合のいいものはWEBでも見つからない。

● BCI日本に収録のBCM事例:分かり難い。

http://www.bcijapan.jp/casestudy.htm
[ 投稿者:ひねもすのたり at 15:45 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

リスク評価 25999 vs. 27001
リスク評価 25999 vs. 27001

図示化してみたら構造は同じ。リスク対応の構図も基本的には同じ。例の管理策の処理がいびつに見えるだけで、将来的には統合されることが予感される。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 15:42 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

重要な活動カテゴリー
Aランク:社会的責任の重い事業・業務

・人命に関わる組織に対するサービス
・取引先にとって極めて重要(費用の支払など)

Bランク:社会的責任の比較的重い事業・業務

・緊急性がある。
・代替品/代替サービスが他から得られない。

Cランク:社会的責任の比較的軽い事業・業務

・ロングリードで緊急性が低い
・代替品が他から得られる。

Dランク:BCMプライオリティの低い事業・業務


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(注)上記はBIAへのインプットの一つだが、売上・利益インパクトの観点から重要な活動を洗うことも企業では必要。
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 15:38 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCM文書・記録
先に書いてみたものとマージして下さい。これは又パート2をテンプレートに修正すべきです。

4 事業継続管理方針

・年度BCM方針

5 BCMプログラムマネジメント

・年度BCMプログラム計画書(年間の活動計画を5W1Hで記載)

6 組織の理解

・年度リスクアセスメント実施計画書(5W1H)
・年度リスクアセスメント実施報告書(重大脅威・重要な活動/資産・BIA等の結果)

7 事業継続戦略

・重要リスク評価表〜戦略評価表
・ BCMベンチマーキング(他社事例)

8 BCMを実現する手法の開発と実装

・BCP(事業継続計画書):テーマ毎に策定

9 訓練・維持管理・レビュー

・年度訓練計画書(年度BCP訓練計画書)
・実施報告書
・マネジメントレビュー報告書/議事録

10 BCMの組織文化への導入

・年度教育計画
・年度コミュニケーション計画(方針説明会等)
[ 投稿者:ひねもすのたり at 15:34 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

脅威の洗い出し
脅威の洗い出しは内部・外部の情報を定期的に収集してデータベース化するのがよいだろう。時には専門的な調査を入れて目線を変えるなどの工夫を取り入れる。

他社事例の分析能力が必要。事例データベースも。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 15:31 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

重要な活動の洗い出し
○ 内部的なインパクト

生産量、販売量、輸送量など、そのプロセスが持っているパフォーマンスに対する直接のダメージを算定する。年間稼働時間に対する年間計画値から、停止時間の割合から算定可能。但し、指標がプロセス固有の場合は相互比較が困難なため、金額換算した指標が必要。

○ 外部的なインパクト

活動停止により、顧客、パートナーなどが受ける損失、及び会社の評判が落ちることによる損失を算定する。契約などのペナルティが記載されていればそれを踏まえて算定する。但し、定量的な算定が困難な場合は、定性的な記述を残すことにより、戦略評価の参考とする。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 15:28 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

戦略評価:マトリクス分析
戦略評価はイメージが湧かない。

①どの事業が大事か=BIAで算定
②重大な脅威は何か=脅威(リスク)データベース:確率
③重大な脅威に対する抵抗力・免疫力=これって脆弱性評価。

事業中断リスク値=①*②*③

ISMSと同じだね。シンプルだけど基本的にはこれを並べる。BCP策定対象を選ぶだけだからシンプルな方が良い。脆弱性には既存のBCPの有効性評価などが見えるようになっていても良い。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 15:16 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

戦略評価の進め方
戦略評価の進め方は特にセオリーのようなものは無いのではないでしょうか。

情報・データを並べてみることは出来る。

「マトリクス分析」

①対象(活動・プロセス・資産)、対象の重要度
②リスク(脅威)、脅威のレベル
③環境などの側面評価の考え方を入れる。
④BCP見通しとして必要とするリソース(工数・費用・期間)の大きさ
⑤得られる効果:経営視点から多様な評価
広がり(汎用性・多目的性・参加人数・等)
顧客期待・事業目的との整合性
緊急性の有無
⑥他社等の動向

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・直ぐに出来そうなことをやる。組織のBCM-PDCAサイクル確保のため。

・重要なことをやる。

この二つを平行して取り組むように心掛けたい。
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 15:02 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BIAの進め方
BIA (Business Impact Analisys) の進め方

■重大障害に至ると予想されるリスク(脅威)を識別する。

①いつ、何処で、どの程度の脅威が発生したか、出来るだけ具体的な想定を行なう。
②重大な脅威の中で頻度の高いものを優先して評価対象とするが、通常のインシデント対応のレベルは除外する。

■脅威が発生した場合のIT資産インパクトの評価

①リスク(脅威)が発生した場合のIT資産インパクトを、停止するITサービスと復旧するまでの期間アセスする。

■ビジネスインパクトの評価

①ITサービスの停止によって停止又は品質低下する業務・事業と復旧するまでの期間をアセスする。
②業務・事業の停止または品質低下によるビジネス上のパフォーマンス目標(生産量・販売量など)が受ける影響をアセスする。

■ITサービス以外の支援プロセスに対するインパクト

①同じ脅威を前提として、その他の支援プロセスが受けるインパクトを評価。
②ビジネスインパクトは全ての支援プロセスインパクトも考慮して評価する。


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上記の内容はBIAを全く理解していません。間違っています。BIAの時はリスクなんてどうでも良いんです。

ISMSのリスクアセスメントでも思い出してもらえば簡単に理解できることです。

ISMSの資産の洗い出し、及び資産価値の評価がBIAです。脅威・脆弱性に入る前の議論です。ここで、WHAT-IF分析、情報資産のCIA喪失のインパクトを評価していますが、それと同じで、事業停止時のインパクト評価をBIAとして実施します。

図式上は「資産価値=事業価値」ですね。
 
[ 投稿者:ひねもすのたり at 14:48 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

「事業継続管理」始めました:2007/08/14-2007/08/14

2007年08月14日
BCMベンチマーキング
● ベンチマーキング:

課題抽出の手法の一つで、ベストプラクティスを実現しているプロセスモデルの評価、彼我とのギャップ分析から課題を明確にするのが基本である

● BCMベンチマーキング:

BCMは事業継続管理全体の枠組み及び実践についての出来栄えを見るのが本来であるが、BCPと対比する場合は枠組みに関する出来栄えを見ることが主眼となる。即ち、マネジメントシステムとしての出来栄え評価となる。
この場合は、BS25999等で提示された実践規範がベースライン*として活用できる。*25999はベストプラクティスを志向したものであるためベースラインと言うには少し厳しいレベル。
即ち、単純にBCMを評価するには、BS25999規格が要求する管理モデルに対する充足度合いを測ればよい。
その他、スタッフの関心事としてはBIA実施手順、脅威の洗い出し手順などの比較検討は興味深いものになるだろう。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 14:40 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

事業継続管理ライフサイクル
事業継続管理ライフサイクルと書いてみたもののノー・アイデア。

年間のマネジメントサイクル。平凡だね。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 12:46 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

“A⊿T”分析
“A ⊿ T”分析 (エー・デルタ・ティー分析)

BCMの世界で何が“A ⊿ T”分析に該当するのか。BCMSのこと。

BCPもベストプラクティスを探してきて“A ⊿ T”分析 アプローチは可能。

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 12:39 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

インシデント管理プロセスからBCPプロセスへ
インシデント管理プロセスからBCPプロセスへ

問題を咎める上司や経営者がいると問題は減る。これ常識です。経営者が問題報告を喜べば問題は増える。マニュアルを作っても運用は人心です。

インシデントでもエスカレーションは正しく行われません。減衰フィルターをいくつも通すことになります。あるいは遅延フィルターがかかります。もう少し問題がはっきりしてから報告しよう。迂闊に報告すると混乱する。

そういう組織は訓練が不十分ですから必ず混乱しますね。

BCPが発動されないままBCP結果報告が出ていた。よくある話?



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[ 投稿者:ひねもすのたり at 11:32 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

緊急連絡網
どこにでもあるリスト。そこには個人の自宅、私有の携帯、親戚または保証人の連絡先が記載されている。部署ごと、役割ごと、など。組織に根ざす草の根ネットワークと言ったところ。案外にこれが機能する。

安否確認システムを持っているところもあるが、定期的に訓練していなければ全く役に立たない。緊急連絡網とも連動していない。

緊急連絡網を組織として管理しようとすると結構大変です。それ自身が脆弱性を提供することになりかねない。

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 11:18 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCM関連サイト
● 中小企業庁:これは使える。お薦め!

http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html 
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_a/bcpgl_01_3.html 

● DTI (Department of Trade and Industry):良く分からない。名称変更?

http://www.dti.gov.uk/index.html 
http://www.dti.gov.uk/sectors/infosec/infosecadvice/continuitymanagement/definition/page33398.html 
http://www.dti.gov.uk/sectors/infosec/infosecadvice/continuitymanagement/10pointplan/page33397.html 

● 内閣府ガイドライン

http://www.bousai.go.jp/ 
http://www.bousai.go.jp/MinkanToShijyou/guideline01.pdf 
http://www.bousai.go.jp/MinkanToShijyou/kigyou-WG_02.pdf 

● JIPDEC調査報告書

http://www.isms.jipdec.jp/keirin/sw/ 
http://www.isms.jipdec.jp/doc/BCM1803.pdf 

● 渡辺研司「事業継続マネジメントに企業はどう取り組めばよいか」

http://premium.nikkeibp.co.jp/ae/watanabe/01/ 

● BCI:Business Continuity Institute

http://www.bcijapan.jp/

● 日本案骨子

http://www.jsa.or.jp/stdz/mngment/PDF/bcp_kosshi060307.pdf

● 経産省内勉強会資料

http://www.keikoren.or.jp/info/20061206-3.ppt
[ 投稿者:ひねもすのたり at 11:13 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCM関連規格
● BS 25999-1:2006 実践規範(ガイド) 2006/11リリース。

●  BS 25999-2:2007 要求規格 2007/07リリース見込み。

● BS PAS56 公開仕様 2003/03リリース。

● ISO27001:2005 要求規格 2005リリース

● JIS Q 17799 規範規格 2005リリース?


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[ 投稿者:ひねもすのたり at 11:12 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BS25999構築手順?
BCM構築の推進手順はやはりBS25999-1が参考になる。まもなくBS25999-2もリリースされるが、要求規格としての体裁にしつらえなおされるだけでしょう。

4. 事業継続管理方針
5. BCMプログラムマネジメント
6. 組織の理解
7. 事業継続戦略の決定
8. BCMを実現する手法の開発と実装
9. BCMへの取り組みに関する訓練、維持管理、レビュー
10. BCMの組織文化への導入

手番を尽くせば(工数掛ければ)出来ないことは無いでしょうが、一番難しいと感じるのは方針・戦略の経営者マター。誰でも分かるくらい情報・データが揃ってからの判断しか出来ない経営者は論外として、少ない情報で判断せざるを得ないわけで、仮説検証型アプローチが取れるかですね。

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 10:59 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

ISMS(ISO27001)のBCMS手順
ISMSの規格を見るとBCM構築の推進手順の参考になる。JISQ17799の方が説明があって分かり易い筈。

14.1.1 事業継続管理手順への情報セキュリティの組み込み
14.1.2 事業継続及びリスクアセスメント
14.1.3 情報セキュリティを組み込んだ事業継続計画の策定及び実施
14.1.4 事業継続計画策定の枠組み
14.1.5 事業継続計画の試験、維持及び再評価

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 10:54 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCMスタッフの仕事
「アセスメント・戦略」フェーズ

○ リスクアセスメント手順、評価方法など実施案の検討
○ リスクアセスメントの実施推進
○ リスクアセスメント結果を踏まえた戦略検討
○ 他社のBCM/BCP状況調査
○ 事業継続管理標準の理解
○ その他

「BCP策定・訓練」フェーズ

○ BCP策定の枠組みの検討
○ 該当システムのBCP策定または策定フォロー
○ BCPレビュー
○ BCP訓練計画の枠組み検討
○ BCP訓練計画の策定又は策定フォロー
○ BCP訓練準備及び実施(立会いレベルも含めて全員参加)
○ BCP訓練レビュー
○ 次年度BCM計画に向けた検討
○ その他

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 10:41 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCMと内部統制との関連
内部統制は経営の要求・事業の要求に沿ってITが開発・運用されているか。要求以外の余計なことをしていないか。それらを確実にする管理策。

論点の設定が上手く出来ない。以下は試行錯誤。

1)内部統制の担当者はBCM要求事項をどのように取り込めばよいか。

・内部統制項目として、緊急時の対応を明確にする。

2)BCM担当者は内部統制の要求事項をどのように取り込めばよいか。

・コンプライアンス要求の一つとしてカバーする。
・BCP策定時に統制項目との不整合を発生させない。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 10:30 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCP策定の枠組み
目次構成案と言うことになるのかな。必須記載事項と言うことになるのか。

○ 責任者
○ 連絡ルート、連絡方法
○ 復旧のための実施手順
○ 復旧のための実施フロー図(一目で理解可能な分かりやすいビジュアル)
○ 策定・承認・発行等の日付
○ リスク事象(=BCPタイトル)
○ 当該BCP適用対象システム
○ 復旧までの暫定的な業務実施手順(業務部門主体だ賀、IT部門に役割がある場合は明記する)

これもまだ思いつきレベルです。後でまた整理したほうが良さそうです。まだ旅の途中と言うことで。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 10:18 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCP訓練計画上の課題
どこまで訓練するか。日常的に準備しているにも拘らず訓練を実施していないものについての取り組み方針が必要。訓練によっては訓練自体がリスクを抱えるので責任者(関連部門の責任者も)の判断が必要。

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 10:12 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

脅威・リスクのカテゴライズ
データの特性を分かりやすくするために四象限の図表を使うことが多い。リスクをX-Y軸で見るときに何をX-Yにするかは興味深い。が、なかなか適当なものが見つからない。

<例>

X軸:偶発的か、意図的か
Y軸:組織の中にあるか、組織の外から来るか

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 10:00 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

業種別BCP策定状況
金融業が抜きん出て真剣に取り組んでいる。

データの読み方で注意が必要。全社・全事業で取り組んでいるか、部分的に取り組んでいるかを見極めること。工場が10個あって、その一つが取り組んでいても「取り組み」と回答しているケースもありますから。

この辺のデータはサイトを探すと割りと見つかりますが、だから? と聞かれても答えようがありません。

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 09:13 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

リスクを感じているものアンケート結果
地震:93%
火災:72%
情報システム障害(故障含む):67%
地震以外の自然災害:59%
情報漏洩:41%
法令違反:28%
サイバーテロの発生(ウイルス感染等):26%
社員の不祥事:22%
物理的なテロ発生:21%
疫病伝染病の蔓延:11%
企業スキャンダル:10%
企業合併/買収(M&A):6%
戦争:4%
労使紛争:3%

KPMGビジネスアシュアランス㈱ BCMサーベイより。KPMGはこの問題に積極的に取り組んでいるようだ。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 09:09 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

リスク事象
○ 地震:建築基準法の設定以下ケース震度6弱、設定上ケース震度6強、地域を設定。
○ 防災システム研究所:村山氏は震度6強でBCPは策定することを推奨していた。
○ 6/21内閣府ガイドライン:マグニチュード7.3直下型でのBCP策定指示になっている。尚、地震対応最優先としている。
○ 両者のレベル差は? 両者とも実質的に阪神淡路(兵庫南部)地震を想定したもので同じ。
○ 火災:場所と程度を設定。
○ 風水害:場所と程度を設定。
○ 長時間の停電。CVCF容量を超える時間単位・日単位の停電。自家用発電機があれば問題ない。
○ 長時間のネットワーク停止。キャリア側の事故等による時間単位・日単位の停止。データ系または音声系。
○ 未知のウイルスによる大量・広域感染
○ 重要施設運用者の病気・怪我等による長期欠勤あるいは集団欠勤
○ 機密情報流出
○ WEBサイト等に対する外部からの深刻な攻撃(アクセス不可、内容の改ざんなど)

思い付きを並べた感じだね。今一です。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 09:02 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

RTOの設定
RTOと最大許容停止時間のどちらでも良いが、どのように設定するのか。

・金属を曲げて手を離すと元に戻る。
・曲げすぎるともう元に戻らなくなる。

事業のレジリエンシーを喪失する限界点を超えてはいけない。事業中断の隙間に競合が入ってしまうような場合。著しく会社信用が下がる場合。同業他社より明らかに見劣りのする場合。自他を問わず過去の事例を踏まえていない場合。人身の安全への脅威、倒産・破産につながる場合。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 08:45 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

PSAはリスクシナリオ検討にも利用できるか
PSAはリスクシナリオ検討にも利用できるか?

そのものずばりのタイトルになってしまった。利用できそうな感じがする。イベントツリーを確率で繋いで行くのだから、リスクシナリオそのものではないでしょうか。

確率値は、事業特性・事業所特性などで変わるから、イベントツリーは共通でも結果(優先度)は変わって来て、利用の柔軟性は高いかもしれない。

試すべし!

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 00:50 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

重大リスクの洗い出し手順
リスクあるいはリスクシナリオはいくらでも存在し得る。どのように識別するのか。毎年どのように見直すのか。追加削除の基準。

・プロセスに分解してプロセスオーナーから提示してもらうかな。(自由問題)
・過去何年かの事例を当てはめる。(規定問題)



何を以って重要とするのか。人命、組織存続、社会的責任。こんな感じ? 詰まらないね。経営者がテレビカメラの前で頭を下げるのはどういう時かを考えてみた方が面白い。

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 00:06 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

2007年08月13日
BCMと通常のインシデント管理の違い
BCMと通常のインシデント管理の違いを線引きしようとして出来ない。データセンターの重要サーバーが突然停止した。放置すれば、事業中断、業務停止の結果に至る。

フロントはインシデントシグナルを後方に送るだけ? 担当は淡々と復旧を試みる? 

☆ 誰がいつどのようにBCPを発動するのか。

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 23:51 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

戦略評価表
戦略決断はトップ判断としても有益なデータ提供は欠かせない。

・事象(内容、頻度)-リスクシナリオ1
・影響を受けるIT資産(狭義)-リスクシナリオ2
・影響を受けるITサービス、事業部門業務-リスクシナリオ3
・影響を受ける顧客(本当の顧客)-リスクシナリオ4
・影響の程度(事業上の損失、定量及び定性)-リスクシナリオ5
・リスクの程度-リスク評価
・復旧に要する時間、費用
・事前の施策の評価:有効性(費用、効果)
・他社のレベル(取っている施策)


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[ 投稿者:ひねもすのたり at 23:44 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCM文書
○ BCM(事業継続管理)方針
○ リスクアセスメント手順書
○ BIA実施手順書
○ プロセス及び資産台帳
○ 重要リスク洗い出し表
○ 重要リスク評価表〜戦略評価表
○ BCP策定ガイド(BCP策定に関する1つの枠組み)
○ BCP(事業継続計画書):テーマ毎に策定
○ BCP訓練計画書
○ BCMベンチマーキング(他社事例)
○ 地域BCPシナリオ
○ 業界BCPシナリオ

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 22:59 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCPの訓練
BCPの内容を特別な訓練と言うイベントで検証していくことは、徐々に工夫されていかなければいけない。通常運用の中に組み込んでいくと言うことです。

適当につまみ食いしたような訓練ではいけない。

本格的に、緊張感を持って、緊迫感を持って、取り組む。トップ臨席は必須。シミュレーション時間枠の中でトップとしてどう振舞うかを意識していなければならない。訓練シナリオも、一つ間違えばオウンゴールみたいな災害になる。

シナリオのこの部分は危険だからスキップしたいと言い出す連中は必ず存在する。当然の物言いだから。そのとき、どういう判断をしますか。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 21:32 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCM活動のプライオリティ
目の前のバックログを抱えて火の車の部署の人間にBCMをやれといって無理ですね。別のスタッフを連れてきてその部署のBCMをやるのは無意味。こういう風に考えると、到底解決には至らない。

BCMの位置づけを考えないと答えは出ない。戦略的ポジションを設定できるかどうかです。

重点施策に入れることが出来たら大変な成果。それでも目先仕事しか取り組めないなら、考課で答えを出すしかないですね。

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 21:24 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

経営者の責任
機能別管理と言えば、CFO、CIOが筆頭有名。管理機能別に最高責任者を設定して管理のバランスを撮っている。

ではリスク管理は機能別管理か?

RMとか略すところが多いが、BCM責任者でも当世なら良いだろうが、社長以外に責任者を設定できるのかと言う問題。

少なくともその会社の社長の意識・認識はある程度理解できる。

会社の事業継続管理よりも、社員自身の事業継続管理を心配してあげたい。冗談です。
[ 投稿者:ひねもすのたり at 20:04 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

リスクインパクトの定量化
これはBIAのことかな。

良くある勘違い?

「事業が停止したら、どういうインパクトが出るか」と、「被災による設備破損などの被害額」とは別物です。

聞かれれば誰でも当然に答えますが、傾向としては後者の被害額に摩り替わることが多い。理由は簡単。計算が出来るから。前者は計算が出来にくい。前者では議論が進められないから後者の話に終始してしまう。経営者の問題意識が低いとスタッフのご都合が優先してしまう。

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 19:42 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCMS年度計画
似たようなフレーズでISMS年度計画がある。QMSでもEMSでITSMSでも何でも良い。マネジメントレビューで締めくくる年度計画。

それぞれISO規格の枠組みに沿って作れば一応ベストプラクティスに近い管理の枠組みを実現できる。

半年サイクルで回すことが出来たら改善・向上では有益だが、現場が追いつかない場合は返って負担になる。一方で、各マネジメントシステムを整然と管理運用していくには年1回一律で、有効に回せるか疑問である。年2回のマネジメントレビューに各マネジメントシステムをそのどちらかあるいは両方の場でレビューすべき。

年2回の場を持って始めて年度サイクルの統合されたPDCAが回せるのではないか。


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[ 投稿者:ひねもすのたり at 19:14 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

BCM推進体制
組織内部に作る推進体制は、方針管理の体制と同じです。

全員参加。

BCMへの取り組み役割は各人の基本職能の一つ。

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[ 投稿者:ひねもすのたり at 17:37 | BCM | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

<必ずお読みください>

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2004/04/01

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