どう言う訳か、出張者のたまり場になっている。一週間いてビジネスホテルからわざわざこの風呂屋に足を運ぶ連中。彼らはカラオケよりも客の悪口でもないが残念をしきりに口にする。語り口は先生様。会社は別でも客の悪口の話は共通らしく変に盛り上がる。
先生方は大方は年配の紳士といった雰囲気。若い人も混じる。若い人は二色。使い走りのような小気味良い反応をする人と、如何にもエリート然とした雰囲気の人。能書きが達者なだけで、傍から見ていても気分はよくない。時に、女の先生が入ったりもするが、盛り上がり方は変わる。女といっても年齢は相当なんだけど、異性が混じると意識しないではいられないらしい。
しかし、まあ、人が変わっても会社が変わっても、似たような話を延々繰り返すだけで、テープを巻きなおしてみている感じ。駄目だ駄目だといっている人が一番駄目に見えてくる。
所謂、コンサルタントの先生。どう言う訳か審査員の先生も混じる。コンサルタントは二枚舌どころか全身が舌で出来ているような、一体何が本当の本音かは皆目分らないようにも思う。コンサルという種族はどこまで行っても実が無い寂しい人たちのようにも見える。
口先商売の先生に共通する特性?なのか、必ず何処かで線を引いて其処から先へは梃子でも行こうとしない。当事者にならない。
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ラベルに*を施したもの:
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