只、売り手市場でもないのに、安易に言われるままの条件で利用していることが多い。
求める要件を明らかにして、選定に入り、ギャップが出たら、自らの運用策で穴埋めをするという基本が出来ていない。専門家のデータセンターだから任せておいて安心。各社IDCサービスの中身には殆ど差がないと思い込んでいる。
チェック項目の例(順不同):
- データバックアップ(オンラインバックアップ、メディアバックアップ)
- システムバックアップ
- サイトバックアップ(iDCとしての事業継続管理)
- トラブルレベルに応じたリカバリープラン(保証値・目標値・実績値)
- 稼働率・ダウンタイム(保証値・目標値・実績値)
- 外部からのアタックへの対応性(物理系・サイバー系・アタックテスト)
- 異常値の通知システム《ホットライン、メール)
- サポート体制(24時間、ホットライン、コール待ち時間、メールサポート)
- 社内クラウド、及び一般クラウドへの移行性
- 事前監査及び定期監査の受け入れ、定期報告
- 保守時のデータの保護、システムの交換、メディア廃棄時のデータの確実な廃棄。
- 保守時の長納期パーツへの対応状況。
- 機密保持契約。
- 担当者の特定化
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これから利用する場合は勿論、既に利用している組織に置いてもiDC利用要件と達成レベル及びギャップフィル対策を明確にしておくべきである。
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