審査プログラムがぐちゃぐちゃ

コンサルが審査プログラムを直接作ることは普通は無い。出てきた計画に対して何を準備すべきかを立案する。文書記録の整備。不要物の廃棄・倉庫送り。教育・周知事項の整理。

審査は普通、大事な部門から実施していく。時間も長めに取る。何か問題が出ても審査期間中に対処できるようにするため。組織人数も少なく、外部との接点も無い、重要な資産を持たないような部署は後ろに持っていく。時間は短め。

経営者、IS管理責任者、事務局は別格として、やはり情報システム部門が最重要。ITガバナンス全体を把握する。

事務局は審査プログラムが出てくる前に、審査日程を関連部門に案内しておくのは当然。プログラム案が出てきたら黙って枠決めを通知するだけ。審査側の都合に委ねる。

ところが、事務局に力が無い場合、全くのやっつけ調整になるから、審査員の案ではまとまらない。経営者に思いが無い場合は、経営者インタビューの時間まで変更される。そもそも審査日程を決めるときに経営者の都合を反映させているのに、である。みんなが勝手を言い始めると事務局は調整不能。

結果、プログラムはぐちゃぐちゃ。

誰が悪いのっですか?

(1)経営者 業務プライオリティを下げてしまった。
(2)コンサル ISMSの有効性を可視化できなかった。
(3)審査員 迎合的な態度をとった。

.*.

<必ずお読みください>

◆コメントについて

内容見直しの機会としてコメント可能としています。但し、採否・削除は勝手に行いますので予めご了解ください。

◆注意事項

当ブログは独断と偏見を排除しない私用目的のものです。不適切な内容を含む可能性がありますので注意してください。

組織・個人・商品・サービス等について固有名詞が引用されますが、関連考察は誹謗中傷を意図したものでは有りません。また内容の真否は一切確認しておりません。鵜呑みにしないでください。

記事は同じような内容が繰り返し記載されたり、矛盾することが記載されたりします。事実誤認もあります。これらの修正は必ずしも行うものではありません。

◆禁止事項

ブログ訪問者は直接閲覧すること以外の行為は遠慮してください。ブログ内容の一部または全部に関わらず、印刷、コピー、ダウンロード、保管、編集、利用、及び他の人への紹介・情報提供等を禁じます。

2004/04/01

人気の投稿:月間

人気の投稿:年間

人気の投稿