主任が勝手に所見を直す?

複数の審査員で一つの審査をやるとき。主任?審査員が他の審査員の所見を直してしまうことがあるらしい。もってのほか。主任は責任者だから審査を統括する役割を負うが、それと所見の修正は意味が違う。見方を変えれば、捏造・改ざん行為に相当するとも考えられる。

質問-気付き-修正。これってコーチングの要領と同じ。しかも、質問するのは責任者に限らない。相互に啓発する関係で無ければいけない。相互性を確保して初めて強い?審査チームになる。

審査員は、しかし、見ていると、コンサルほど柔軟性は持ち合わせていない。意外だね。一人ひとりの独立心が強いと言うか、価値観の共有という裏づけが希薄。どうせ寄せ集め?なんだろうか。組織とかプロジェクトへの帰属意識も薄いようだ。

責任者の立場にあると、勝手に、審査を纏めることに専念する。のかもしれない。何をやっても自分が責任を負うのだから良いだろうと考えること自体が既に資質の欠落を示すものだ。

明確な矛盾、事実誤認、合理性の欠落が無い限り、勝手に修正することは出来ない。質問することまで。自分の趣味・スタイルに合わなくても、同意が無ければ修正してはいけない。という意見の人も居る。

コンサルフェーズの修正と意味が違う。国会とか、経営会議とか、速記録を取られているようなところでは、それ自身が歴史の一部になっている。その修正は大変な作業だ。と言うわけだが、ちょっと大げさかな。

見た目以上に難しい世界なのかもしれない。

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2004/04/01

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