力量発揮を確実にするためにチェックリストを使う。問い掛けに対してはイエス!である。でも、実態は、エビデンス(証跡)として利用することが多い。
それでは、
「力量自体はどのように測るか?」
ここでもチェックリストが登場する。関連する知識と関連する業務経験を並べてチェックリストにする。知識や考え方を書面であるいはテストで評価する。
実際の振る舞いを見て、行動様式をチェックリストにしたもので、評価する。役割ごとに作成する。
<知識>
<経験>
<行動>
企業においては、本当に優秀な人材は、何かの資格の取得に適した部署にはいない。先端の領域、最前線の戦いを余儀なくされる。大した能力のない連中が資格などの取得に有利な部署に張り付く。キャリア形成に優位rな部署・経験を積み重ねる。定年が近づけば最前線の業務から解放されるが個人的にはエキサイティングな経験をしていても、セカンドライフ的な意味合いでは何も手にしていないことになる。
チェックリストで図ることができる力量の意味を考えると、上記で言えば無能な類が選別されてしまう。結果は、無難なISMS。チャレンジしないISMS。
審査員を見ていても似たような印象をもつ。イベント・パフォーマーとしては優秀だけど、肝心の情報システム、ネットワークシステムになると殆ど知識も経験もない。ISMS審査員という門前の小僧をやっているから話はあわせてくるとが理解しているものが全く違うと馬鹿馬鹿しくなる。らしい。言葉で言いくるめるのは得意らしく、会社のシステム担当もたじたじするが言葉面、手順の話ばかり。共感のない土俵でのやり取りは返ってISMSに対して否定的な印象をもってしまう。らしい。