審査の適格性
正しく審査が行われたかを見るのが判定委員会。
審査員と判定委員会の関係は何か?
相撲の場合の、行事と審判の関係?。
これは全く違う。行事も審判も同時に現場に居て同じ目線で相撲の取り組みを見て勝ち負けの判定を行っている。行司の目が届かない場を審判が補う形。
因みに、審査員の審査技量は公的に認知されたレベルであり、判定委員会はまったく私的な集まりで技量のレベルも認知されていない。
野
球の審判ならどうだろう。現場の判断は審判に任せている。審判の有り方については別の場で審議している。審判のジャッジそのものに触ることは無い。主審、
塁審、線審など適切であったか、ルールを守ってジャッジしたか、開始終了は適切か。酒気帯びで審判をやらなかったか。経験スキルは充足していたか。基本は
適切なジャッジを出来る状態にあったかどうか。
※
判定委員会は、以下に留意すべき。
- スキル・経験・力量と審査対象の特性がミートしているかどうか。
これは、審査計画(審査員アサインメント)の適切性をみること。審査員に問う内容ではない。業務分野の経験が無い人ばかりで出かけたら、何も見えないでしょう。営業が無理して受注した案件も少なくない。 - 審査の工数・審査員の人数は十分だったか。
これは、審査対象の規模、サイトの展開状況に照らして十分な審査が出来たかを見ること。営業が無理して安値受注をすると、移動時間を取って歩き回るだけでろくな審査が出来ない。 - 審査報告は適切な内容か。
これは読んで分かるレベルかどうか、矛盾を含まないかどうか、などで良い。審査時のメモは正式なエビデンスには成り得ないから有無の確認だけで良い。
実際の判定委員会は興味本位の質疑応答ばかり。無理なスケジュールになっていないか、適切な網羅性かどうかの議論は殆ど無い。つまらないからね。中途半端に素人を引きずりこんでレビューするよりは、専門のレビュヤーが取り組むのが余程効果的だろう。
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