社長の見栄で始めたのか、親会社が言ってきたのか、よく分からないが。全くやる気が無いから、今日の審査は忘れていた。もちろん、会議室も予約しないし、関係者のアポも取らない。
完全無視だから、審査員は来ても黙って引き上げるだろう。
現れた先生は、しかし、にこにこと怒りの表情も見せずに、場所なんか何処でもいいですからと、アポ無しの人が利用する半応接で書類をだして、仕事を始めだした。
嫌な予感。
案
の定、ロングストーリーが回り始めた。この審査機関はどうなっているんだ。打ち切ってくれない。やるまで毎月フォローに来る。完全予算オーバー。加えて、
社内では事務局は馬鹿扱い。普通は、審査開始から一定期間を過ぎると審査打ち切りになるはず。しっぺ返しを食らった。そんなことになるなら最初から普通に
やるんだった。
親会社は体力があるから少々癖のある審査機関でも持ちこたえられるだろうが、子会社はそうは行かない。審査機関ぐらいはこちらに選ぶことを認めて欲しいものだ。