判定委員会(2)


<歪んだ報告>

判定委員が素人だと、素人向けに審査実施概要をプレゼンテーション宜しく資料を纏めて報告しているところがある。

何をやっているかと言えば、審査~監査報告書、審査~監査証跡などの文書以外のものを新たに起こしている(纏め直しているだけだが素人向けに情報を補足して編集されている)。

審査~監査は判定委員向けに必要なものを収集することが主眼になる。報告が歪むということは審査も歪む。審査は判定委員会での報告を念頭において進められる。報告が定型化すると審査~監査も定型化するから審査~監査自体は画一的なものになる。問題の本質から離れていても。

何故か。

審査~監査員は審査~監査報告を上げただけでは済まないで、そのプレゼンテーションまで要求される。しかも、わざわざプレゼンテーション用のドキュメントを用意することまで要求されるのだ。毎回だからその負担は相当なものだ。別の審査の準備もあるのに。

だから、どんどん質が落ちる。

日本の審査~監査機関で、約半数がこのような無価値なと言うより有害な判定委員会を設置している。安全弁のつもりで。

<必ずお読みください>

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2004/04/01

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