リスク値算定ロジックを見るとリスクが分かる


リスク値算定ロジックを見るとリスクが分かる

リスク値ってリスクの程度を定量化に近いところで捕らえて、合理的な取り組みに生かそうとするものです。

リ スク値は、誰かのガイドの作り方が悪いのでしょうが、出鱈目が多い。冗談でやっているんだろうと思うくらいナンセンスなロジック。リスク値と書くから分か りにくい。単純に考えれば損害額です。そのまま金額算定でも良いし、あるスパンでランク分けしても良い。その金額を出したら事業継続不可というのがまあ最 大として、後は3段階か5段階か適当に区切って、諸試算の便宜を図って良い。

情報試算の資産価値が理解できていないから、リスク値なんて出てこない。資産価値と言うから難しい。これ最大損害額のことなんだけど。

資産価値とリスク値は同じ単位ですね。そこに脅威・脆弱性を持ってきても、確率以外の処理は存在しない。

資産価値(最大損害額)*実現確率=期待損害額(リスク値)

実現確率は実現確率=脅威*脆弱性としてさらに要素分析を行うことも出来る。

頓珍漢は、足し算が登場したり、二乗計算が登場したり、適当な(根拠の無い、いい加減なの意味)重み係数が登場したりすること。真実は単純な計算式で表現できるのに。

リスク値の算定ロジックの出来は事務局のお頭の出来を示す指標。頓珍漢が登場したら、この組織のマネジメントシステムは苦労する訳だ。問題事務局でも彼らに頑張ってもらわなければならない。

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もう一つ注意事項がありました。

脅威と脆弱性。無理やり分けようとすると苦労します。相対的な関係にありますから。

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<必ずお読みください>

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2004/04/01

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