審査時間の構成

審査時間の構成

聞いたことだからそれだけの話ですが、審査時間は半分がインタビューで半分が現場らしい。

「インタビュー」というのは事情聴取みたいなもの。取調室にきてもらって色々聞くわけだ。その部門の主要な記録類は持参してもらう。

「現場」というのは文字通り作業現場・仕事の現場、保管の現場。実際に情報を見て、環境を見て、作業の内容を見て、色々聞くことになる。

インタビューと現場が終わると、簡単にまとめが行われる。所要時間は5分程度。不適合の有無、内容について相互の理解を確認する。確認できた事実を再確認する。これは不適合の場合は慎重に行われるが、観察事項も基本的には同じスタンスになる。

部門審査は一般部門の場合は2時間程度が丁度いいらしい。間に10分程度の休憩を入れる。長いとだれるし、短いと現場の時間が少なくなって「目の審査」でなく「耳の審査」になってしまいます。

情報システム部門など情報管理の主管部門は2時間程度では不足する。実際にシステム開発運用を担当する場合は1日かけても多くはない。半日(3.5時間)未満の場合は何処かに無理があると思ってよい。

工数を必要以上に過小評価しているため時間が取れないか、あるいは、情報システムの経験の無い審査員のためシステム領域の審査が出来ないからであろう。

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部門で出た不適合は適切のエスカレーションさせる必要があります。1日の審査の終了時にも再確認します。より上位者を含めて相互理解を深めておくためです。観察事項についても深刻に考える組織の場合はやはり適切にエスカレーションさせる手順を取ります。最後は終了会議で最終確認です。途中でボタンの掛け違えが出ると最後は言った言わないレベルのやり取りが発生します。

<必ずお読みください>

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2004/04/01

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