JABやJIPDECへ通報するときの注意

JABやJIPDECへ通報するときの注意

認証取得企業の実態はさまざまです。誤魔化しもあります。社員が社長を偽って報告する。企業が審査機関を偽って報告する。中には悪質なもの間で含まれることがありますが、実体を知る社員は会社を思うばかりに時として認定機関に進言してくることがあります。いい加減なことをやっている会社が問題であったり、見てみぬ振りする審査機関が問題であったりします。

匿名メールが多いようですが、訴えを受けた認定機関(JAB/JIPDEC)はどうするでしょう?

認定機関は警察ではありません。認定機関は業界の一角をなす存在で、認証機関を育成する側面も有しています。そして、こういう通報が来ていると認証機関にも知らされます。審査にあたって留意しなさいと。でも認証機関も警察ではありませんから、取調べをやるようなわけには行きません。せいぜい今後の注意を促すだけです。当然、内容によっては認証機関に対する認定審査でも留意されます。

もっとも、

飲食(酒を伴う)や土産など接待のレベルの応対があって、その事実が報告されたときは、審査の内容は考え方の違いで誤魔化せますが、接待は誰でも理解できる不適切行為ですからそうは行きません。というか、そのような情報が流れてj放置したら認定機関の立場がなくなります。のでしっかり注意が行きます。

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<通報するときは>


  • 通報する目的を正しく認識する。
  • 会社の不正行為(法令違反レベル)の通報なら別の団体機関の方がいいでしょう。
  • 会社のセキュリティ違反(事故の隠蔽レベル)のケースならよくある話かもしれません。結果に期待しないで通報する。情報は必要最小限。審査機関(審査員)が無能なら結果は期待できない。特に日程ばかり気にしている査機関*では先ず無理でしょう。
  • 自分の思い込みや感情的なもの~個人的な価値判断による通報は実際は無視されます。客観的事実の裏づけが必要です。証拠を確保しておく必要もあるかもしれませんが、そのためにルール違反をやるのも問題でしょう。
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<必ずお読みください>

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2004/04/01

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