過去の所見傾向を示す審査員の茶番?

過去の所見傾向を示す審査員の茶番?

過去数年間の審査の所見から一定の傾向を把握しようとすること自体は普通のレビュー活動ですから、茶番どころか有意義なものになる筈です。

更新審査のタイミングで3年間レビューをやるのは多い。

規格要求のどの部分の指摘が多いですね。

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「御社は記録の不備が多いですね」とやっている審査員を見ていると笑ってしまうね。その審査員は記録の承認印とか日付印とかばかりを3年間見てきたということです。

何故、記録の不備が多いのか。仕組みの何が規格要求に対して不十分なのか、上位概念でより本質的な問題を明らかにすべきです。

同じ所見を延々と出し続けて、3年レビューにいたっても同じレベルでしか物を見ない。しかし、この審査員はベテランでとんでもない数の審査回数をこなしている。場かな審査を振りまいていただけなのだ。

指摘を受けた組織は承認印を押す日付印を押す。それで対処は終了。審査員に表層的なチェッカーを頼んでいるようなもの。

こういうのが「ママゴト」審査なのです。経営者はこんな馬鹿なことのために人・物・金を投入しているのではないです。ところが、ISMSという呪文を唱えられるととたんにイロハから分からなくなってしまうらしい。「裸の王様」

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審査員のレベルが低いと組織のISMSのレベルも低いままです。

毎回の審査が無事で終わることだけが目的になった事務局には表面的な詰まらない指摘がありがたいのだろう。経営者もなんだその程度の問題しかないのかで胸をなでおろす。完全に茶番異組み込まれているようだ。

愚かな審査員、無気力な事務局、裸の王様の経営者。空回りするISMS。コンサルは後ろを向いてペロッと下を出している。どうすればこの不毛のループから抜け出せるでしょうか?

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<必ずお読みください>

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2004/04/01

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