ISMSの世界でも助言サービスが有用です。QMS、EMS、ISMSなどの第三者認証制度は第三者による客観的な審査を行うため本来は助言サービスは必要ありません。
ところが長年の審査を通して癒着的なものが蓄積されたり、癒着とは別に審査機関または審査員の特性による歪みが蓄積することがあります。
コンサルタントがいる場合はその傾向は軽減される可能性がありますがコンサルファームの特性が反映されたり、そもそもコンサルはシステム構築時は熱心だが維持フェースではあまり気合が入りません。多くは若手担当にバトンタッチされてしまいます。
審査機関は審査機関で、3年程度を目処に担当審査員を変えていますが、前任者の判断に対して否定的な見解を持つことは何処の審査機関でも歓迎していません。まあ連続性・一貫性ということでしょうね。最初のいい加減な審査をずっと引きずっているところが少なくありません。
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彼らが言っていることは果たして本当なのか?もっと違った見方もあるのではないか?(能力を疑う)
彼らは果たして本当のことを正直に言ってくれているのか?何か隠しているのではないか?(信頼を疑う)
彼らのレベルは大丈夫なのか?審査事務とか審査技術はあるが管理業務経験のない人の言うことは嘘っぽい。
審査経験はあるが、IT業務経験のない人の言うことは表層的で済ませていないか?。
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セカンドオピニオンを手に入れておくことは今後の展開をより健全なものとするために有益なことです。
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