リタイア組に啓蒙したいフェイスブックのセキュリティ
最近はフェイスブックを利用する人が急に増えた。団塊世代がリタイアしても組織関係を懐かしんであるいは人生を振り返るついでに、フェイスブックへやって来るからだ。プレ現役(学生新人組)とアフター現役(リタイア定年組)。プレ現役は失うものが限られているからいいが、アフター現役は結構重要な情報を持っているから要注意。しかも彼らは組織の中でセキュリティが守られていたことをあまり理解していない。
要するにセキュリティに無防備な老人世代が重要な情報をフェイスブック上にさらけ出す状況が生まれているということ。これか企業にとっても問題。退職者だからでは済まされない。大概の企業は定年退職した企業OBとも連絡は取っているものだが、社内報を黙って送るだけでなく、情報セキュリティに関する啓蒙を継続することは是非やって欲しい。フィッシングは退職金が狙われるから啓蒙の対象にしていいが、ソーシャルネットワークも利用上の注意は喚起しておきたい。
.*.
基本的な理解:
フェイスブックのデフォルト(標準設定)は基本的に情報は筒抜けであること。フェイスブックの基本的な考え方(コンセプト)はオープンを是とすること。日本人の感覚・価値観に合わない場合も有りうるので、注意しておきたい。フェイスブックのセキュリティの設定がかなり分かり難いのも問題だ。グーグル+のサークルのような概念が無いので、フェイスブックのセキュリティ設定が分かったところで実は途方に暮れる筈だ。もしくはエイッヤッとやってしまうことになる。
フェイスブックは発展途上。これで完成形なら直ぐに誰も居なくなる。グーグル+へ行ってしまうだろう。グーグル+で提案された新しい機能は早晩フェイスブックにも反映されると考えていいでしょう。
それまでの間。安全にフェイスブックを利用するにはどうすればいいか?