任天堂(不正アクセス)はヤフーのパスワード流出事件の被害者か?
任天堂(不正アクセス)はヤフーのパスワード流出事件の被害者か?
ヤフーが流出させたユーザーのパスワードが任天堂(クラブニンテンドー)で本格的に利用された。共通のパスワード利用は頻繁にゲームを楽しむユーザーは共通にしている可能性はかなり高い。
犯人がヤフーから盗んだとされているが、ヤフーの内部の人間が犯行の主である可能性も否定できない。
任天堂はヤフーのお粗末の犠牲者だから損害賠償請求を出来るだろう。ゲーム業界、ネット世界の力関係もあるから、思案しているところかも知れない。
(2013年5月)ヤフーのパスワード流出事件
発生が発表されたのは2013/5/17。任天堂の発表は2013/7/5。確認された最初の不正アクセスがあったのは2013/6/9.。
任天堂は3週間の間にどういう対策を取ったかどうか。厳しく疑問が残る。
不正アクセスが始まってからも
事前にユーザーを守ろうとしなかったばかりか、基本的な監視すらやっていなかった。ネットビジネスをやる資格すら持ち合わせていない。
ヤフー/ソフトバンクは情報漏洩の常習犯で犯罪者に匹敵する最悪の企業だが、任天堂は其れに告ぐ期待はずれの企業ということになる。
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任天堂はヤフーとの関係では被害者の一人だろうが、ユーザーとの関係では加害者の一人にされてしまうだろう。
任天堂は明らかな不作為の過失を犯している。ネットワークサイトの運用は得意分野では無いだろう。どこかに委託している可能性が高い。責任意識が希薄になっていたのだろう。先日の別の記事で危惧したことが現実のものとなったのは残念だ。そもそもISMSへの取り組みも無いのではないか?。となれば誰がどのように警鐘をならして任天堂の経営陣には伝わらない。
スマホ、タブレットの構成で経営基盤すら怪しくなって来ている中では情報セキュリティの議論は後回しになったことだろう。
8.3予防処置
ヤフーの流出事件の後、各ネットサービス企業がどのように動いたか興味深い。あれだけ大規模な事件事故が起きていて、何もしていなかったら、少なくともネットビジネス企業の経営者は重大な責任を問われるだろう。
パスワード流出という問題の性格から対策は緊急を要する訳だ。アクセス時の注意喚起、コンピューターによる自動ログイン被害を回避するため手動操作を手順に加える工夫、アクセス元エリアのマッチング、アイテム売買の一時凍結、登録メールアドレスへの注意案内送付などやることはいくらでもある。
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任天堂の株価が戻ることはもうないだろう。来週は下がる一方だろう。それでも売ってしまったほうがいいかな。もっとも、ソフトメーカー、エンターテインメントサービスプロバイダーに生まれ変わればチャンスは来る。
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不正アクセス1545万回、不正ログイン2万3千回。ここまで放置した任天堂ってどういう会社なんだろう。担当もどんな顔で記者会見したのだろう。 担当者を総入れ替えしていなかったら、こんな会社は今後も信用できないね。IR情報のウォッチは欠かせない。
任天堂IR情報
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2004/04/01
2004/04/01