ムーディー・インターナショナル・サーティフィケーション
略称:MIC
http://www.moodygroup.co.jp/
http://www.moodygroup.co.jp/mic_index.htm
今一、分かり難いホームページだ。
後発の外資系ながら親会社の知名度を武器?に業績を順調に伸ばしている様子。とは言え、回りでは誰もあまり良く知らない会社ですね。知名度が有って料金が押えられていれば由とするなら採用?
http://www.moodygroup.co.jp/mic-pr02.htm
後発ならでは意識付け・動機付けのページを用意しています。ちょっと見はなかなか面白いですね。
既存の審査に対する認識:
- 高い費用の審査
- 威圧的な態度の審査
- 付加価値のない審査
- 簡略化を許さない審査
- 権威を看板にした審査
- 寸法検査のような審査
<態度>偉そうに上から目線で物を言う審査員は無くならない。当然です。やることやらないでいい加減な取り組みをしていたら、社員以上に会社のことを考えて苦言を呈することになる。いい加減な審査員は決して威圧的にはならない。会社のことなどどうでもいいから黙って通り過ぎますよ。審査を威圧的に感じたら本当の問題を探す気合が必要。
審査側が敢えて態度を口にするのは逆の意味で心配した方がよい。迎合的な審査に陥る可能性が大きい。3年間で不適合が3件以下なら、節穴審査か迎合的審査。そういうところが威圧的な態度は取りませんといったら要注意。
<付加価値>付加価値審査の話は以前からよく聞く。意味は分かるようで分からない。何処かの人が言っていたが何も足さない何も引かないとウイスキーの宣伝文句のような名言がある。それに従えば付加価値審査など存在しない。 付加価値などと余計なことを考えないでしっかり規格にそって審査をやって欲しいのが本音。小さな親切余計なお世話。参考情報は参考情報として別立てで提供して欲しい。殆どがそうだけど付加価値なんて言い出す審査員・審査機関はあまり信用できないね。
<簡略化>言っている意味が分かり難い。審査なんて所詮サンプリングで所定の工数でやるしかないので初めから簡略化されている。審査成立のためのレギュレーションがあるからそれはクリアするのは当然。ここで敢えて簡略化を主張するのは手抜きの正当化なのかな。工数を削減したい意図なんだろうか。要注意・要確認。
<権威>何のことなんでしょう。社会的ミッションの中で関係者全員が働きますが、何でしょうね。内は老舗ですとか由緒ある団体ですとかやっているんでしょうか。こんなこと気にしている企業は無い。ただ実績は見ます。実績のない新参は慎重になります。当然。こんなことをホームページに乗せているのはMICの劣等感・自信のなさを感じます。こんな意識では駄目だわ。
<寸法>これはますます理解困難。寸法を測る必要があれば寸法を測る。重箱の隅を突っつくような審査のこと。枝葉に目が言って幹の部分を見てくれない審査のこと。だったら表現力のヘタな書き方だ。意図が伝わらない。
ホームページにはMICのスタンスが記載されているが、これは審査では無さそうだ。コンサルだね。JABとかはこういうのを放置するのかな。それにコンサルも立場ないね。審査員の立場を利用したコンサル行為なんてご法度でしょう。平気で利益なんて書いているが経営責任も何もない連中に勝手な能書きを並べられたりしたら堪った物ではない。藁にもすがりたい経営者は重宝するのかな。案外。
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ホームページは日々改善されていくので、次回も同じ印象を持つかどうかは分かりません。まったく見違えたものになっていることを期待します。
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