福知山花火大会のガソリン引火爆発事故は他人事に非ず!
- 京都府福知山の花火大会で露店(屋台)の爆発事故は他人事ではありませんよ。ISMSをやっていると事務局が追い込まれるのが運用性(Availability)の確保あるいは事業継続性の確保ですが、その一環として小規模ながら自家発電装置を設備するところがあります。この小規模が中途半端で具合が悪い。月1回の試運転を繰り返せば給油も必要になる。ガソリン携行缶を用意する。自家発を置く場所も一等地ではない。高温になっている場合もある。マーフィーの法則では実際に使うときは悪条件と思えとなる。システムは止めたくないから自家発を運転しながらの給油。緊急時に手順を知っている人が居ないと露天商と同じようなことをやりかねない。
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<ISMSでは?>
>>>どうしても自家発なら?
- 非常時の対応を想定するときは教育訓練は直接の担当者だけにとどめてはいけない。
- 自家発は屋外へ。状況により別棟でも。
- 期間を限定する。一定期間内に他の方法に切り替える。
>>>自前の自家発を使わない工夫?
- バッテリー利用で間に合わせる。
- ミッションクリティカルなシステムサービスは外部に置く。
- 受電契約の見直し。ループ受電など。
- 新興電力サービス利用。
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