IPA「情報セキュリティ10大脅威」、ネットバンキング&クレカの不正利用や内部不正が上位に浮上





http://www.zaikei.co.jp/article/20150208/234698.html

IPA「情報セキュリティ10大脅威」、ネットバンキング&クレカの不正利用や内部不正が上位に浮上

2015年2月8日 19:30

IPAは6日、2014年に社会的影響が大きかった情報セキュリティ上の脅威を選出し、「情報セキュリティ10大脅威2015」として公開した。

IPAは6日、2014年に社会的影響が大きかった情報セキュリティ上の脅威を選出し、「情報セキュリティ10大脅威2015」として公開した。

写真の拡大

 IPA(情報処理推進機構)は6日、2014年に社会的影響が大きかった情報セキュリティ上の脅威からトップ10を選出した「情報セキュリティ10大脅威2015」を公開した。

 選出された10大脅威は、1位「オンラインバンキングやクレジットカード情報の不正利用」、2位「内部不正による情報漏えい」、3位「標的型攻撃による諜報活動」、4位「ウェブサービスへの不正ログイン」、5位「ウェブサービスからの顧客情報の窃取」、6位「ハッカー集団によるサイバーテロ」、7位「ウェブサイトの改ざん」、8位「インターネット基盤技術の悪用」、9位「脆弱性公表に伴う攻撃の発生」、10位「悪意のあるスマートフォンアプリ」だった。

 1位の「オンラインバンキングやクレジットカード情報の不正利用」は、日本の銀行口座をターゲットにした不正送金ウイルスが横行し、個人だけでなく、法人にも被害が広がったことを受けてのもの。その被害額は、2014年上期だけで2013年を上回ったことから、昨年の5位から1位に浮上した。

 また、2位の「内部不正による情報漏えいやサービス停止」は、通信教育大手で発生した事件において情報漏えい件数が過去最悪だったことから、昨年の11位から2位に急浮上。攻撃者の意図は金銭を目的としたものが多いと従来から指摘されていたが、2014年のランキングはその意図がより顕著化したことを示した結果となった。

 2015年も継続して企業や組織、個人のいずれも様々な脅威にさらされることが見込まれる。被害に遭わないためには、まず脅威の手口を理解し、適切な対策を講じる必要がある。なお、IPAでは、3月にこの「情報セキュリティ10大脅威2015」の詳しい解説をサイトで公開する予定。

 今回の「情報セキュリティ10大脅威2015」は、情報セキュリティ分野の研究者、企業の実務担当者など64組織96名のメンバーからなる「10大脅威執筆者会」の審議・投票を経て選出した。(宮野 浩)







<必ずお読みください>

◆コメントについて

内容見直しの機会としてコメント可能としています。但し、採否・削除は勝手に行いますので予めご了解ください。

◆注意事項

当ブログは独断と偏見を排除しない私用目的のものです。不適切な内容を含む可能性がありますので注意してください。

組織・個人・商品・サービス等について固有名詞が引用されますが、関連考察は誹謗中傷を意図したものでは有りません。また内容の真否は一切確認しておりません。鵜呑みにしないでください。

記事は同じような内容が繰り返し記載されたり、矛盾することが記載されたりします。事実誤認もあります。これらの修正は必ずしも行うものではありません。

◆禁止事項

ブログ訪問者は直接閲覧すること以外の行為は遠慮してください。ブログ内容の一部または全部に関わらず、印刷、コピー、ダウンロード、保管、編集、利用、及び他の人への紹介・情報提供等を禁じます。

2004/04/01

人気の投稿:月間

人気の投稿:年間

人気の投稿