フェイスブックのセキュリティリスク事例:オランダ少女の誕生パーティ暴動


フェイスブックのセキュリティリスク事例:オランダ少女の誕生パーティ暴動

オランダの少女(16歳)が誕生日の案内をフェイスブックで送るのに、友達と間違えて一般公開で送ってしまった。多分、時間、場所などプライベートな情報も載せているだろう。多くの若者(数千人?)が少女の家に集まり、一部は暴徒化して大騒ぎになった。警察は騒ぎを懸念し、少女と家族は事前に避難していたとのことだ。

これがSNSの怖さの一つ。

今のフェイスブックでは流出した情報はシェアとかすることでどんどん広がる仕組みに成っている。普通のウエブサイトの欠点と同じ特性でSNSとしてのよさがない。共有・公開・オープンは正義と信じ込んでいる主催者の愚かさの一つが現れた格好だ。

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取り消し機能。記憶されない権利の実現。追い掛け消去機能。

やろうと思えばSNSなら出来ることだが、やればSNSの優れた特徴として評価されるが、そのことに対する取り組みについては何も情報が示されない。

この閉鎖性が問題なのだ。FBはオープン化のためのツールと主張しているが、その中身はクローズそのもの。

ISMS的に見れば、こんなあやふやなツールを業務インフラに仕立てることは無理がある。

オランダ少女の事件も流出した誕生パーティ情報だが、会社情報の場合は、更に深刻になるかもしれない。

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<必ずお読みください>

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2004/04/01

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