ウェブデザインの意匠権保護に動く特許庁!ややこしくなるぞ?

ウェブデザインの意匠権保護に動く特許庁!ややこしくなるぞ?

ウエブ上の掲載情報の著作権はディズニーランドの写真などではよく話題になるが、今度はアイコン、操作画面、壁紙なども衣装ケント紙t保護対象になるよう特許庁で検討を始めた。

これは海外との関連もあって急ぐものらしい。日本は保護されず、海外だけが一方的に保護されてはクールジャパンビジネスもあったものではない。特に悪さばかりしている中国系の無断使用と勝手な主張には閉口させられる。

保護を積極的に進めるには出願の仕組みの大幅な改善が必要だろう。先願方式だけでは金のある大手にばかり有利に働いてしまう。誰でも低料金で簡単に出願できる仕組み。

特許庁は「ヘーグ協定」に2014加盟を目論んでいるとか。

そもそも意匠権はやっかいなものだ。似ている似てないの判断が客観的可能かどうか。小説、音楽でも盗作問題が出ている。アイコンデザインなんて似ない方が可笑しいくらいだ。

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これで立派に「飯が食える」ビジネスの一つになる。


  • 特許権:発明(出願から20年)
  • 実用新案:考察(出願から10年)
  • 意匠権:デザイン(登録から20年)
  • 商標権:ブランド・ロゴマークなど。(登録から10年、更新可能)
ISMS的にはどうするのか?

やることは結構あります。現状を調査してリスク/オポチュニティの有無を調べておくこと。

  1. 会社のホームページのデザイン根拠を洗うこと。外部に公開しているサイト、特定ユーザーに限定公開しているサイト。
  2. イントラネットは問題になるケースは少ないだろうが、生産性向上のために無断使用していると見ることも出来るので、やはりリスク対象とする。
  3. 製品マニュアルなどをHTML形式、PDF形式で提供している場合もアイコンデザインの盗用リスクを抑えることが必要。
  4. 社内独自のもので意匠権主張できるものも洗うこと。
  5. 業界的に共有するデザインあるいは意匠権主張の無い一般公開のものについて識別しておくこと。
WEB技術利用標準、WEBサイト制作標準に必要な手順を追加すること。

これは、めちゃめちゃ大変なのは下手をすると海外発の意匠も権利侵害の対象になること。専門の組織、アウトソースが必要になるだろうか。

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2004/04/01

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