- プロセスベース審査の嘘というと大袈裟になるが、審査メモをチェックしてみるとどうも話が噛み合わない。
- チェックリストによる逐次型審査は取らないと幹部の人が言っていた事とやや矛盾を感じる。
- ベテランに近い人はノーガード型で話の展開で臨機応変に審査を進めている雰囲気がある。
- 中堅の人はメモ用紙がチェックリスト風に作り込まれていて、能率的だがやや型にはまった感じ。言ってることと実際がまるで逆。恥知らず。プレプリントされているので一見綺麗に見える。
- 新人はどちらかの真似をしているので判別しにくい。
- プロセスベース審査の嘘とまで言えないが、情報システム部門の審査はチェックリスト(=規格)に沿った方が現実的。本丸を攻めている時に業務概要の把握は既に終わっているようなもの。ISOの事務局についても、本丸そのものだから、チェックリストに沿うだけでよい。
- プロセスベース審査の真髄は幹を見ることに尽きる。
- 事業ミッションは何で、そのための重要な業務は何か
- 重要な情報資産は何か
- 情報の扱いはどのようか。受け入れ、送り出し、保管、など。IDEF0のICOMの4要素はここでも重要な質問の切り口になる。
(追記)
- 「プロセスベース」とは何か再確認してはどうか?お宅は審査員でばらばらですよ。付き合いきれない。勘違いしている向きもありそうだ。
- 事業上・業務上のフロー(人物金情報)に着眼した審査をプロセスベースとする。
- 情報または情報セキュリティへのかかわり(管理)をPDCAサイクルに沿って行うことをプロセスベースとする。
- 両方ですという答えを用意する人は明確に使い分けが出来ない。
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