学術情報メディアセンターセミナー「大学のセキュリティ対策を考える」は良い取り組みだが難しい問題も潜んでいる?
学術情報メディアセンターセミナー「大学のセキュリティ対策を考える」は良い取り組みだが難しい問題も潜んでいる?
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学術情報メディアセンターセミナー 「大学のセキュリティ対策を考える」
2014年9月9日 (火曜日) 掲載
京都大学学術情報メディアセンターでは,月に一度,各分野でご活躍の講師をお招きし,それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき,参加者を含めて広く議論を行う機会として,月例セミナーを開催しております.
10月28日の学術情報メディアセンターセミナーでは,「セキュリティ対策」をテーマにNTTコミュニケーションズの宮 川 晋 氏 と立命館大学の上 原 哲太郎 氏をお招きし,ご講演いただきます.
学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております.
日時 2014年10月28日(火曜日) 16時〜18時
会場 京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
会場地図
参加費用 無料
参加申込み 不要
主催
京都大学 学術情報メディアセンター
お問い合わせ 京都大学 情報環境機構/学術情報メディアセンター
電話番号:075-753-7419
メール:saitou.yasuki.5xアットマークkyoto-u.ac.jp
プログラム
16時00分~17時00分
講 演 者:宮 川 晋 (NTTコミュニケーションズ 技術開発部 担当部長)
講演題目:プロバイダのセキュリティ対策
講演概要:ますます進化するマルウェアやDDoSなどのサイバー攻撃に対抗する技術開発とその運用について,インターネットサービスプロバイダーの最前線からのご報告を行います.
17時00分~18時00分
講 演 者:上 原 哲太郎 (立命館大学 情報理工学部 教授)
講演題目:大学のセキュリティ対策
講演概要:大学は早期からインターネットに接続されていることもあり,自由なインターネット環境が提供され続けてきた.一方,情報セキュリティ確保は後手に回り続けており,セキュリティポリシーの実効性が担保されているか,ウィルス感染や不正アクセスが防げているかは大いに疑問がある.
一方,外的環境の変化は早いため,大学が確保するべき情報セキュリティの重点項目も変化し続けているのではないだろうか.
特に,事務部門が扱う情報の資産価値はますます上昇し,情報セキュリティ上のリスクは増しているが,それに対応出来ているのか,ネットワーク研究が深化し,大学にはむしろより自由なネットワーク環境の提供が求められる中で,どのようにシステムを守って行くのかは大きな課題である.
本講演ではこのような問題意識の上に,現在の大学の情報セキュリティ上の課題を挙げ,目指すべき姿に対する私見を述べる.
備考
お身体の不自由な方は,エレベーターをご利用いただけますので事務室にお申し付けください.
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/ja/?url=services/accms/whatsnew/event/detail/01887.html
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個人情報とか安全情報などの管理問題は、普通のセキュリティ管理と同じだろうが、そもそも大学が保有する情報資産は誰のものか、大学は預託を受け入れているだけかもしれない中での責任範囲はどこまでか、外国人に対する規制は適切か、などなど疑問が湧いてくる。
.*.
<必ずお読みください>
◆コメントについて
内容見直しの機会としてコメント可能としています。但し、採否・削除は勝手に行いますので予めご了解ください。
◆注意事項
当ブログは独断と偏見を排除しない私用目的のものです。不適切な内容を含む可能性がありますので注意してください。
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