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不適合に対する是正処置計画

不適合を受けた時の是正処置計画のレビュー

これはもうさまざま。今まで何をやっていたのかわからないくらい残念なものもあるようだ。再発防止を確実にする観点での計画なのだけど、問題の本質追及をやらないでいきなり思いついた対策を書き始めるから始末が悪い。十分考えたつもりでも方向がずれるケースがある。普通は、はっきり言ってコンサル任せ。コンサルとしてはお手本を書いてあげるようなつもりで応じるしかない。

ここ(是正処置)がいい加減な会社は、内部監査(の是正処置)やインシデント対応(の是正処置)だっていい加減なことが予想される。大いに心配な組織と言う事らしい。まだ一人歩きできていないのに、ばっさりコンサルは切られてしまう。

もっとも、コンサルもビジネス。中途半端にコンサル契約を継続されて人が動かせなくなる方が困るときもあるから、さっさと契約を打ち切りたいという本音がちらちら見えたりして、クライアントばかりを責める訳にも行かない。

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是正処置計画は担当した審査員も見るわけだが、彼らもレベルがある。不運が重なれば、組織の現場は意味のない作業を1年間やらされることになる。認証書の期限が迫っている中では、さらに不運が重なることになる。

不適合は継続審査で出して、更新審査は観察どまりで済ませる。そういう構えの輩(審査員)も中には居るらしい。正しくありませんが、周囲は割と納得してくれるそうです。継続は厳しく、更新は温かく。

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