観察事項の是正は必要か?
不適合は是正が必要なのは当然として、観察事項の是正はどうするんでしょうか?
この単純な問いかけに対する答えが実にさまざまなのは驚く。「必ず是正を要求する」~「まったく関与しない」まで180度違うくらいの違いがある。コンサルとしては非常に困る。審査機関によって違うだけならまだいいが審査員によって言うことが違うからだ。沿う入っても、実は、答えは単純。このまま放置すれば将来的に不適合になりかねないものが観察事項だから放置してはいけないのが常識。
勿論、指摘を額面どおりに受け取るのは問題がないわけでもないから、と言うのは審査員はその業務のプロでもなんでもないから、指摘の本質を見て手を打つのも常識。
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前年の観察事項への対応について、まったくフォローしない審査員がときに居るがあれは許せない。それでは、言いっぱなしで後は勝手にすれば、私は関心ありませんと同じで非常にクライアントのやる気を阻害する結果になる。