クラウド残業とBYODって従来と何が違うの?
日経を見ていたらいきなり「クラウド残業」の言葉が。何かと思ったがあまり意味の無かったコラムだ。クラウドという言葉を使いたかっただけなのかな。在宅勤務は以前からインターネット環境を経由して会社情報にアクセスし業務を遂行するもので大手に限らず何処の会社でも必要に応じて実施していた。労務管理の方が問題が大きかったから、試験的に管理職から導入した企業もある。
モバイルワークを導入しているところもある。営業系、サービス系の会社。外出して直帰して在宅勤務。割と普通。パソコンあるいは専用端末は会社支給のもの。パソコンがタブレットでもスマホでも理屈は同じ。勝手にプログラムインストールなどを制約している。
リスク:
出先で酒を飲んで端末を奪われてそのまま会社の中を見て回られたら?心配しすぎ?。普通は接続時間の管理策を入れます。行動監視の管理策も。この頃はトラップまで用意しているらしい。例えば、「社長機密室」などと紛らわしいディレクトリー~フォルダーを用意しておいて、其処は誰もアクセスしない。社員は知っていて、アクセスするとネズミ捕りプログラムが作動する。防御だけでなく犯人特定まで考えた罠を仕掛けるとか。
公私混同は避けるべきだが、スマホ/携帯を個人用と業務用とに分けることは実際は難しい。仕事仲間と遊ぶことだってあるのだから当然。公私混同の回避についても程度問題だろう。一定の規範さえ明確であれば十分だろう。
BYODは合理的な選択の一つかもしれない。
この場合も一定の制約は入るだろう。指定の監視ソフト(アプリ)の導入とか、業務環境とセパレートする仕掛けとか。
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