村社会における住所録の公開
今でも住所録とか連絡先名簿を作って配布する人がいる。困ったものだ。
氏名、住所、電話番号(自宅、オフィス、携帯)、メールアドレス(自宅、オフィス、携帯)、家族構成(配偶者の有無、子供の有無、親と同居)、一戸建てか集合住宅か、持ち家か借家・社宅・官舎か、最寄り駅、最寄り駅までの徒歩時間、生年月日、年齢、勤務先、勤務年数、役職、年収、運転免許証保有の有無、事故暦、自家用車の保有、車種、保有年数、病歴・入院歴、血液型、などなど。キリが有りません。
クラス(学級)名簿。同好会が出来れば名簿を作る。気軽な気持ちで作る名簿はドンドン肥大化する。結束の証なんでしょう。
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ところで、
昨今は個人情報に対して神経質になる人も多い。名簿には情報を入れないことを要求する。自分の個人情報の記載を拒否する。そういうことです。それは一種の権利だから構わないのかもしれない。
ところが、
出来上がった名簿をその人は他の人と一緒に貰うのですね。自分尾ぷラバシーは大事だけど、他人のプライバシーはお構いなしという訳だ。村社会なら情報を出した人には情報が戻るが、情報を出していない人には情報は戻さないのが原則。
この辺も理解しないで名簿を作っている輩は処置なしだね。幹事・事務局・世話人の資格はないね。
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これはISMSの問題ではなく、もっと基本的なフェアネスの問題です。