ソフトウエアライセンスの管理は発想が逆?
ライセンス管理というから保有ライセンスを軸に発想してしまう。
10本のライセンスを買った。それらはどの部署に配布されどのパソコンに利用されているか。そういう管理チャートを作ってライセンス管理をやっていますとやっている。
法令順守(コンプライアンス)の観点からはこのチャートは殆ど役に立ちません。
不法にインストールされていないかどうかは何も分りません。
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先ず、全体のソフトウエア利用実態が洗い出されなければいけません。これは台数が増えると手間が掛かります。不正確になります。でもこの手順は外せません。資源管理ツールを利用して洗い出しを行う企業もあります。
次に、保有するライセンスを洗い出します。
利用ソフトウエアと保有ライセンスの突合せを行います。
洗い出されたソフトウエアに対するライセンスの裏づけを示すには、個別にライセンス番号が割り当てられるケース、総数管理のケース、同時実行ライセンス管理のケース、ハードウエアバンドルのケースなどあって単純にはできませんが、それぞれのライセンス形態を踏まえて突合せを行います。フリーソフトウエアの場合はその旨を明記します。。
最近はネットワークを利用したセルフ管理型も多いのでライセンス違反しようにも出来ないことが多くなっています。
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