RACONTIS(ラコンティス)の功罪
ツールを使う問題点は以前にも話が出た。興味深いのは、岡目八目で不利益が見えるのでなく、当事者ご自身が不利益を理解していること。もっとも、後の祭りの場合が殆どだが、建て直しをどうするか課題認識はしっかりしているところも多い。匙を投げて自分の担当の間だけはいい加減を続けるところもあるようだ。
経営者は裸の王様。
子供のオネダリに応えてとうとう家庭教師ロボットを買ってしまった。この頃は宿題などはしっかりやっている。でも学校の試験は駄目。どうも本番に弱い。メンタルの問題か?
嫌、子供が買ったのは宿題ロボット。宿題はばっちり。子供はゲームに励んで学校では人気者。試験の日さえなければ。
さて、ツールは家庭教師か宿題ロボットか。誰でも答えは知っている。
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一番大切なリスクアセスメント。これの意味を知る人は決してツールは使わないし使わせない。ろくに理解もしていない人は安直に飛びつくが、結果を想像できたら、あるいは意味を理解できたら、冷や汗を大量に流しただろうね。
リスクアセスメントは学習の場と理解できるかどうか。全てはそれに掛かっている。ツールにやらせる、事務局が一手に引き受けてやる、ISMS委員がやる。こんな馬鹿あだれもやらない。eラーニングはテストも代わりにやっておきましたから言われて有難うという人はいないでしょう。
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ツール自身には罪はないとよく聞くが、ツールの開発者がよく知らなければ、結局は罪作りなことをしていることになる。
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(引用記事)