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サイバー攻撃リスク概況?

サイバー攻撃リスク概況?

2011年8月の日経記事「サイバー攻撃に備えはあるか」は読んでも難しい。

  1. ワン切り電話を大量集中させたらNTT西日本の500万回線が一時普通になった。2002年7月
  2. 中央省庁サイトの書き換え事件。2000年ころ。
  3. 情報漏えい:サミーネットワークス事件173万件、2010年。ソニーグループ事件1億人分、2011年。セガヨーロッパ事件130万件、2011年。
  4. 警察庁サイトのサイバー攻撃、2000年。中国人による攻撃らしい。中国民間保釣連合会?
  5. ウイルスを添付させた大量メールで企業サイトの一斉攻撃、金銭要求。ボットネット(ボット)。
  6. 標的方メール攻撃。関係者を装いウイルス添付メールを要人に送りつける。(今回の原子力事故でも事故情報提供を装うメールが送りつけられたとか) 個別に作成したウイルスを使う場合は通常のウイルス対策ソフトでは対応できない。
  7. エストニア政府機関への分散型サービス妨害(2007年)
  8. 米国、韓国政府機関への攻撃
  9. グーグルへの不正アクセス
  10. イラン原発制御システムへのUSBメモリ経由の攻撃。
あ~あ。きりが無いね。

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対策は取り合えず法整備から?。かったるいね。でも根っ子を絶つには法律が必要と言うわけか。

  1. OECD情報セキュリティガイドラインの改正。
  2. サイバーセキュリティの国際的創造の国連総会採択
  3. 欧州評議会サイバー犯罪条約、2001年;。日本はまだ批准していない。
  4. サイバー空間の国際戦略(米国、2011/5)
  5. IT基本法(2000年制定)
  6. 不正アクセス禁止法
  7. 刑法・刑事訴訟法改正(ウイルス作成罪)
何か、今一つ噛み合わせが悪いな。ピンともずれている感じ。何だろう?

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興味深いのは、電力問題の深刻化とスマートグリッドの普及によるサイバーリスクの増大。情報の通路がまた増えることでリスクも増える。スマートフォンの普及も想定外の情報ルートを生み出しかねない。

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