見積工数vs.実績工数
審査工数の見積もりは推定に基づいて実施する。審査現場は現実に基づく。推定したものに現場の現実を無視して従うのは本末転倒だ。
もっとも、審査員の力量(?)、応対した組織の担当者、準備したコンサルの周到さによって、時間は余ったり足りなかったりするから、現場の実績と言いつつも必ずしも確定的ではない。
大事なことは、事実が営業にも周知されて、より適切な次回の見積もりに反映させること。らしい。そういう仕組みは、どんな企業でも必要なことだが、1回限りのケースもあって、仕組みにまで作りこむのは少ないらしい。
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見積もり工数は営業が意図的に、あるいはうっかりとご都合の工数を算出する可能性がある。もしくは古いデータを前提とした見積もりである可能性がある。だから担当する審査員は、(1)最新の人数・サイト数を確認し、(2)改めて適切な工数を算出する。(3)もし、営業見積もりとギャップがあれば調整を行い、(4)改めてクライアントと新たな審査工数について合意を得る。
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