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重要インフラの分野横断的演習?想定リスクの内容は?レビューは?







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重要インフラの分野横断的演習、13分野94組織が参加

内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は、第9回目となる分野横断的演習を実施した。重要インフラ事業者94組織が参加した。

今回の演習では、情報通信、金融、航空、鉄道、電力、ガス、政府・行政サービス、医療、水道、物流、化学、クレジット、石油など13分野より18セプター、94組織が参加。過去最大規模となった。

演習は2部構成で、第1部では影響が小さい障害で情報共有体制を確認。第2部ではサービスへ影響が生じる障害を想定し、事業継続性などを検証。

今回の演習を通じて、「単に自社の事業継続計画を正当化するだけではなく、改善を図る取組が重要」「インシデントが会社にとってどのような影響があるか想定し、パブリックコミュニケーションを図ることが必要」「業界としての情報共有スキームの確立が必要」といった意見が出たという。

同演習を通じて、情報セキュリティインシデント発生時における組織内外との情報共有体制や事業継続計画の改善など能力向上に向け、検証などを行った。各組織では演習で得たノウハウの共有を推進。NISCでは、政府機関や重要インフラ事業者などで連携し、各分野へ普及展開していく。

(Security NEXT - 2014/12/09 )



演習しても課題が見つけられなければ意味がないかもしれない。