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コムスクエア「 情報漏えい検知BOX 」は運用ノウハウが相当高くないと使いこなせない?
コムスクエア「 情報漏えい検知BOX 」は運用ノウハウが相当高くないと使いこなせない?
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2014年09月09日 14:30
株式会社コムスクエア “情報セキュリティ対策の最後の砦”に!「 情報漏えい検知BOX 」を新発売!
昨今の情報漏えい事件は、対策を怠っている企業ではなく、多額の予算を投じて堅牢な情報漏えい対策を実施している大企業で発生するケースが殆どです。本製品は、すべての対策を突破された瞬間に検知し、関係者にメール、電話、その他方法で確実に通報する情報セキュリティ対策の最後の砦となります。導入簡単・低価格な手のひらサイズのアプライアンスサーバでご提供します。
株式会社コムスクエア(東京都中央区、代表取締役社長:上嶌 靖 以下コムスクエア)は、サーバ・ネットワーク監視ソフトウェア「パトロールクラリス(PATROLCLARICE)」の機能を活かしたアプライアンス「情報漏えい検知BOX」を本日より販売開始いたしました。
情報漏えいの発生を、ログやトラフィックなどからの複合的な監視により速やかに検知して、関係者に確実に通報します。導入が簡単な手のひらサイズ(87x121x54mm)の小型アプライアンスで、初年度20万円(10監視項目)からご提供いたします。
▼詳細はこちら(製品サイト内ニュースリリース掲載URL)
https://patrolclarice.jp/news/20140909.html
http://www.dreamnews.jp/press/0000099196/
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コムスクエアの商品リリースだが、随分乱暴な文言で説明を始めたものだ。これではこの企業の常識というか社会に対する感性に疑問を持たざるを得ない。小さな事故はニュースにならず検知できていないだけだろう。金を掛けた企業の情報漏えい被害が多いとするなら、今回の商品すら買う意味がなくなるという自己矛盾にも気付かないのだろうか。これではどの企業も真面目に検討する気になれないだろう。
商品自体は興味深いが説明が難しい。ユーザー視点・管理者視点で何が守れて何が守備範囲以外なのかが説明されていない。フィーチャーの説明だけで、セキュリティ管理上の視点と整合していない。
具体的な昨今の事件を踏まえてのケーススタディをやるなどは当然だがそういうことの紹介もない。本当にセキュリティ管理を理解しているのか疑問だ。
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