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アンドロイド・アプリ「全国電話帳」が示すBYOD要件

アンドロイド・アプリ「全国電話帳」が示すBYOD要件

アンドロイド搭載スマホに個人情報を勝手に収集する不正アプリがまた発見された。セキュリティ会社ネットエージェントの調査によるもの。「全国電話帳」という名前でグーグルプレイ上に公開されたものだ。10月6日までに76万件の個人情報が流出とある。データは横浜にあるサーバーに送られていた。

以前にも「the Movie」というアプリで同様の事件があり容疑先の企業は家宅捜査を受けている。

ここで問題はグーグルの言い分のいい加減差だ。ユーザーが勝手にいい加減なサイトからダウンロードしたアプリに不正があってもグーグルは背k人は終えないが、グーグルプレイのアプリは事前に不正チェックを実施するので大丈夫といっていたこと。

グーグルは嘘をついた。実は不正をチェックなど鼻からやっていないのか抜け道だらけなのか、能力の低いツールしかないのか。英語バージョンしか見ていなかったりしてね。結論としては頼り無い。

アップル側ではこの手のトラブルで問題になることは今まで記憶に無いが、グーグル側は如何に駄目かを世間に知らしめた事件だ。

iPhone5で特にサプライズも無くガッカリした人も安易にアンドロイド・スマホに手を出すのはやはり考え物だ。

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今、大手企業が関心を持っているBYODだが、スマホはアンドロイドで妥協しているところが殆ど。IT担当者が如何にお粗末か分る。アプリ開発の柔軟性を理由にアンドロイドを選択している。愚かなトップが無意味に急がせているのか、開発者がお粗末だから、勝手に作れるアンドロイドしか選択できないのか。

考えても見なさい。”お前たち”が作りやすいなら、ハッカーにとっても作りやすいのだ。ハッカー連中もアンドロイドの柔軟性を武器に攻めてきます。少々の不便は覚悟でiOS6で妥協することです。

もしアンドロイドを選択して、そお脆弱性の犠牲になった場合、あなたは言い訳できません。アンドロイドが危険なことは世界の常識です。オンラインでリスクを監視する仕組みと連動でも出来なければアンドロイドなど使いません。

殆どリスクの無い、だから企業の基幹ネットに接続しない使い方に限定しなければいけません。

事故が起きたら責任とって交代させるのではなく、アンドロイドを選択したいといってきた瞬間に交代させます。

出来なければISMSの責任者を降りる方がことですね。

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iPhoneはダブルベンダーですがどちらでも良い訳ありません。回線品質に目がいくと思いますが、セキュリティ意識の高低にも配慮すべきです。一般ユーザー相手とは言え、ソフトバンクの劣悪なカスタマーサポート体制を理解すればソフトバンクを選択することはありえません。セキュリティ体質の問題は一般ユーザー向けも企業ユーザー向けも共通です。顧客の大事な情報を紛失させてそれを隠蔽して済ましている話を聞けばとてもソフトバンクのユーザーに留まることはできません。

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