主任審査員が審査チーム全体の最終判断を下す
主任所見あるいはリーダー所見とは審査チーム全体としての総合所見であり、最終判定所見である。結論を含む。
個別所見は、各審査員・各審査チーム個々の部署・現場での審査で出される。不適合も含まれる。中には重大な不適合の指摘も出されるが、最終的にどのように取り扱うかは主任審査員に委ねられる。主任審査員を審査チームリーダーあるいは単にリーダーとしているところもある。審査機関ごとに若干言い方は異なるようだ。
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主任が常にベストな判断できるベストの力量を持っている訳ではない。主任あるいはリーダーの負担はそれなりに多いため、持ち回りにしているところもある。経験も力量も大したことのない輩が主任あるいはリーダーになるケースは決して珍しくない。
平穏無事の審査なら問題ないが、中には判断の難しいケースもある。不幸はそのような時に起きる。と書いてみたものの、ベテランが主任の時でも、馬鹿な判断が無いわけではないから、不幸が起きる問題の本質は別のところにあるのだろう。
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