ISMSのKPI
キー・パフォーマンス・インジケータ。重要な有効性指標、あるいは重要な達成度指標。
この議論は簡単に始められるが、着地させるのは難しい。「目的と方法」論に対する共通理解が得られないと議論が進まない。目的と目標についてすら共有できないのが普通。理念とかビジョンとかを持ち出すと議論は水平線の彼方からやり直す羽目になる。
価値観の軸が一通りでないから、議論はねじれ、退散するしかなくなってしまう。
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しかし、一定の前提をかぶせることで、具体的で建設的な議論は可能となる。
いずれの場合も、社会価値の側面を見失うことのないようにしなければ、長続きできない。
その点では、QMSとか、EMSとか、ISMSとかのISOは手ごろ。
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ISMSの価値はよく理解できるとして、目指す方向はリスク値の適正化。但し、リスクを静的に捕らえた適正化で無く、動的に捕らえた適正化です。