僻地の審査
僻地の審査は環境ISOでは少なくないが、情報セキュリティISOでは少ない。もっとも、アンテナ、中継局など、電波・通信に関連する場合は施設の保護状況を見るために出かけることが無いとは言わないが、実際に、計画に組み込むことは少ないようだ。
僻地の審査の最大の障害は、1にも2にも移動工数。審査日程の消化が出来なくなる。移動時のトラブルも考慮すると尚更、二の足を踏む。だから、似たような施設で都市部に設置されたものを見て済ますことが多い。
僻地の部分は内部監査の結果を確認して済ます。
ただし、情報機器の廃棄などの場合は、環境ISOにも関連するが、情報の適切な取り扱いを確認するため、僻地でも出かけるしかない。業務上のメインプロセスが僻地においてある場合はスキップするだけの理由が成立しにくい。