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審査工数ばかり気にする審査員?

審査工数ばかり気にする審査員?

審査員は審査工数をひどく気にする。コンサルはあまり気にしていない。認証取得が問題で、コンサルの費用に比べれば審査費用は問題外。規模の大きい企業なら尚更だ。

コンサルタント事業と審査事業は規模が一桁の差では済まない。2桁以上違う感じだ。

審査員=審査機関が審査工数を気にする本来の理由は、審査の正当性を確保するためには、何処かのガイドラインをクリアしなければいけないというもの。だから、審査工数を多めに設定すれば話は終わる。ところが、審査機関も事業だから受注するには審査費用は小さい方が有利と考える存在(営業?)があるからややこしい。

何か起きるか。ある審査機関は審査単価(一人一日の費用)を下げて、工数はたっぷり確保する。ある審査機関は単価を下げないで工数をガイドが許す限りのミニマムを目指す。

工数をぎりぎりにすると無理が出る。トラブルは良く起きる。お目付けの機関も要注意としてマークを続ける。ということらしい。

一方、コンサルは上がってなんぼだから工数は関係ない。と言いつつも採算に響くので、パッケージの転用で済まそうとする。パッケージ利用率で管理されることもある。コンサルも工数で費用請求するケースもあるようだ。ややこしい。前者は認証取得を請け負う事業で、後者はお手伝いにこのレベルの人間を1年間お貸ししますと言ったようなもの。派遣の感覚。