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風呂屋の隣2

風呂屋の隣が飲み屋。売れるのは牛乳。意外な客として先生が多い。似たような話が毎晩繰り返される。先生方が直接経験したこと、ただ聞いただけの話し。面白かろうと勝手に作った話。

成る程。これが四方山話というものか。

虚虚実実の繰り返される話は妙な空気を作って伝染病みたいに、人から人へ移っていく。

こちらは場末の女給みたいだけど、一応学校は出ている。何の警戒心も無く、声も潜めず。いい加減な話をしていることに少し腹立たしくもなる。

メモしてみることした。そうすれば客と話をあわせることも出来るようになる。